40代は派遣かパートどっちがいい?タイプ別におすすめを紹介

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40代は派遣とパートどっち?
悩み
  • 40代だけど、働くのはどっちがいい?
  • 選び間違えて、損したくないな
  • 早く見つけたいので、最短を知りたい!

この記事は、上記のようなお悩みにお答えします。

結論から言うと、下記の組み合わせでどっちを選択するものが変わります。

年齢 ☓ 経験 ☓ 希望

一概に言えないのは、それぞれ特徴があるから。

派遣押しのブログがありますが、誰でも当てはまるわけではありません

「仕事みつからない」「時間かけて登録したのに派遣会社から仕事の紹介なし!」

なんてことも。

特徴や選び方を知って、希望の仕事を見つけられるように解説しますね。

ざっくりまとめると
  • 40代は即戦力を期待される
  • 派遣はフルタイムがメイン
  • フレキシブルに働きたいならパートが決まりやすい
  • 派遣→パートの順で探すのがおすすめ
目次

派遣とパートの違いをカンタンに解説

簡単に派遣とパートの違いを解説します。

詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。

派遣とパートの共通点3つ

派遣とパートは、違うところと共通するところがあります。

交通費はどっちもでる

同一労働同一賃金が発動されたので、交通費はだいたい出るようになりました。

ただ派遣の場合、時給に含まれることがあります。(非課税扱いにはしてくれるはず)

とはいえ、ちゃんと交通費がでるかは確認しよう!法令遵守している企業ばかりじゃないから。。

働ける期間に制限がある

派遣もパートも法律によって働ける期間が限定されることがあります。

例外や会社の方針で延長可能になるときもありますが、原則は以下の通り。

派遣 3年
パート 5年

派遣は派遣法で「同じ企業の同じ部署で働けるのは3年まで」と決まっています。

パートの場合、5年を超えると「無期雇用転換」の権利がパート社員に発生します。

それを鑑み、「パートは5年まで」なんてルールを決めている企業もあるから気をつけてね。

詳しくは、派遣とパートどう違う?違いの10番勝負!で解説しています。

社会保険・有給

社会保険は、要件を満たしていれば、どちらも加入できます。

最近、この加入条件が厳しくなったんですよ。なので、ちゃんとした企業ほど加入が前提となっています。

有給は、半年経てばどちらも付与されます。(義務!)

付与される日数は、働いた時間によるよ。
詳しくは、厚生労働省のこちらのページをみてね。

派遣とパートの違い4つ

似てるようですが、違いもあります。

時給

同じ仕事でも派遣のほうが高い傾向にあります。

雇用主

派遣社員の雇用主は、派遣会社です。

でも派遣会社で働くわけではなく、企業や官公庁などに派遣されます。

パートは、働く先と雇用主は同じ。

派遣の仕組み2

仕事の種類

派遣は事務職系が多くて、パートは接客や作業系が多め。

派遣は短期単発が少なく、パートはある。

時短や週3などの条件はパートが多くて、派遣は少なめ。

どちらもいろんな職種や雇用条件を扱っているけど、警備や港湾業務など派遣にはやらせちゃいけない業務もあるよ。

契約期間

派遣もパートもどちらも、いわゆる非正規雇用なので短い雇用契約を繰り返し結びます。

派遣:だいたい3ヶ月ごと
パート:半年~1年

派遣のほうが契約期間が短いので、解雇リスクはパートに比べて高めとも言えます。

初回の契約は、1ヶ月ということもあるよ。トライアルってことだね。

パートと派遣の違い

派遣で働くメリット・デメリット

簡単に解説しますね。

メリット

  • パートに比べると時給が高め
  • 契約以外のことをさせてはNGルールが割りと徹底
  • 派遣会社のサポートが受けられる
派遣会社のフォロー
  • 希望の仕事を探してくれる
  • 希望どおりの仕事に就けるか意見をくれる
  • 推薦文や口頭でもあなたをすすめる
  • 職場見学(≒面接)でもサポート(同席する)
  • 働きだして困ったことがあれば、間に入ってくれる
  • 時給交渉しやすい(1年以上働いた、業務内容が変わったなど)

デメリット

  • 同じ会社の同じ部署で働けるのは原則3年まで
  • 契約は3ヶ月更新が多く、パートより不安定
  • ライバルが多いと社内選考で落ちる

派遣のメリット・デメリットについては、「「派遣社員はデメリットしかない」は人によっては本当。」で詳しく解説しています。

パートで働くメリット・デメリット

メリット

  • 比較的仕事に就きやすい
  • 年齢層の制限が少なめ
  • 自宅近くでも探せる

デメリット

  • 時給が安い
  • キャリアアップしにくい
  • 福利厚生が少ないことも

派遣の場合は、派遣先と派遣会社の福利厚生も使えるの。

派遣先の福利厚生は、全部ではないけどね。

重要!40代以上は選び方がある

40代以上の場合、やはり年齢が採用に影響することが少なからずあります

これに加えて、希望の条件や経験、ブランクの有無などで見つかるかどうかきまります。

派遣社員の平均年齢は40代です。

なので、40代だから見つからないということはありません

ただ、良い条件や人気の仕事は応募が殺到。

そうなると、若い人が優先されがちなんですね。

経験にもよりますが、年齢を重ねるにつれてよい条件の仕事は社内選考すら通らないという話もよく聞きます。

【8つのケース別】40代の場合、派遣とパートどっち?

40代の場合、派遣とパート、どっちを選んだらいいかと言うと、ケース・バイ・ケースになります。

ケースを8つあげてみますね。

8つのケース
  • フルタイムで事務職がいい
  • 事務職以外でもOK
  • 時短・週3希望・扶養内がいい
  • 未経験だけど事務職希望
  • ブランクがある
  • 単発・短期間だけ働きたい
  • 子供の手がまだまだかかる
  • 在宅で働きたい

フルタイムで事務職がいい

フルタイムで事務職を希望する場合、派遣の方が仕事量が多くて時給が高めです。

未経験でなければ、まずは派遣にトライしてみましょう。

派遣の場合、派遣会社が仕事情報を詳しく知っているので、安心感があります。

パートは求人情報サイトなどの情報しかわからないんですよね。

あとは直接聞くしか無いという。。

事務未経験またはブランクが長い場合は、後述します。

複数の派遣会社に登録しておくといいよ。

事務職以外でもOK

下記の業務であれば、派遣のほうがいいと思います。

同じ業務でも派遣の方が時給が高かったりするので。

一例
  • 接客販売
  • 営業
  • 介護
  • テレオペ
  • 医療事務
  • 製造系・軽作業系

ただ、「家の近所で探したいわ」という場合は、パートも同時並行してくださいね。

派遣の場合、勤務地が主要駅に集中するなど偏りがあるんです。

事務職以外も強い派遣会社を選ぶといいよ。

時短・週3希望・扶養内がいい

この場合は、パートを優先したほうが早く見つかると思います。

派遣は時短や週3とかがあまりなく、そして人気。

ちょっとね、時間がかかると思います。

ただ、派遣のほうが時給がよいので、リクナビ派遣に登録して応募してしてみるのもアリ。(進んだらラッキーぐらいの気持ちがベター)

この手の案件は、掲載すれば応募が多数あるから、コーディネーターも積極的に探さないことがあるし・・→紹介されないってこと。

未経験だけど事務職希望

40代で未経験事務職の場合、パートの方が確率が上がります。

派遣は即戦力を求める事が多く、未経験OKの場合は若い人が優先されがち。

「覚えるのが早いだろう」「素直そう」

みたいな、一般論で決められちゃうから。。

ただ、派遣にしては時給が高くない官公庁の案件や期間限定の大量募集などがあると採用されることも。

多くあるわけではないので、パートで探しつつ派遣会社にも登録という感じです。

官公庁のお仕事は年齢層が高いことが多いよ

ブランクがある

ブランクの期間によります。

1年程度なら、どっちを選んでも全然大丈夫です。

5年以上になってくると派遣だと厳しくなってきます。(事務系は)

人手が足りない以下の職種であれば、ブランクは気にしないでいいと思いますよ。

一例
  • 接客
  • 介護
  • 作業系
  • 官公庁系

ブランクからの再就職については、「【主婦の再就職】ブランクあるけど仕事はみつかる?」をご覧ください。

単発・短期間だけ働きたい

これはパートがいいと思います。

単発や1ヶ月以内の短期は、派遣会社はあまり好みません。

(単発などを得意としているところは除いて)

日雇い派遣が問題になったことがあって、派遣法で原則禁止なんですよ。

例外もありますけど、条件を満たす人を探す&確認が大変。

なので、大手派遣会社はそこまで積極的にやっていないです。

単発だったら、最近流行っているタイミーとか検討してもいいかもね。

子供の手がまだかかる

子供がいると突発急やお休みがでてくることを気にされるかと思います。

この場合、パートが融通が利きやすいです。

派遣の場合、まず派遣会社での社内選考があります。

他の候補者がいると、どうしても安定していそうな方を優先してしまうんですね。

でもパートの場合、勤務先に直接「あなた自身」を見てもらって、状況を説明するのでOKが出る確率が高め。

パートの場合、子育てしながら働く人が多いので、理解を得られやすい、協力し合える環境が探しやすいよ。

在宅で働きたい

在宅のお仕事は、パートも派遣もそれほど多くはありません。

どちらでも探す方がいいです。

ただ、全く無いわけではなく、派遣会社も積極的に探しています。

コールセンター系であれば、家できる業務であり、人不足なので在宅勤務が探せますよ。

時間給ではなくて、成果報酬型ではありますが「コールシェア」を検討するのもあり。

自由な働き方で在宅ワーク「コールシェア」

派遣で働くまでのステップ5つ

派遣で働くまでのステップを説明しますね。

リクナビ派遣に登録

ここはすっ飛ばしてもいいんだけど、調査と意味も兼ねて。

リクナビ派遣は、いろんな派遣会社のお仕事が探せます。

気になる仕事に応募してみて、それでよい返事があれば登録という感じ。

どんな仕事を多くもっている派遣会社なのか、40代でもOKなのかを調査してみるって感じ。

>>リクナビ派遣の公式サイトはこちら

派遣会社に登録

いきなり派遣会社に登録でもOKです。

メリットとしては、登録済みなので仕事紹介が早く進むということ。

リクナビ派遣からの応募だと登録までに時間がかかるので、正式にオファーできないの。

その間に、他の候補者で決定なんてこともあります。

登録手順については、こちらのコラムを参考にしてください。

仕事の紹介を受ける、仕事を探す

多くの場合、登録時にいくつか仕事の紹介を受けます。

条件が厳しすぎると、希望と少しズレていたり、紹介がなかったりしますが。

リクナビ派遣で応募した案件がまだ募集中であれば、そこで改めて説明があると思います。

職場見学

派遣会社内の社内選考を通過したら、企業へ紹介されます。

そして、職場見学という名の面接が実施され合否が決まります。

職場見学については、こちらの記事で詳しくお話しています。

社内選考は、他に候補者がいなければ行われないよ

契約を交わしてスタート

職場見学をしてみて、派遣会社から合格をもらい、働いてもいいなと思ったら雇用契約を結びます。

スタートする日が決まって、お仕事スタートです。

最初の契約は1ヶ月、次からは3ヶ月、みたいに契約することもあるよ

おすすめの派遣会社

大手派遣会社の代表格は、テンプスタッフです。

1社目を登録するならテンプスタッフをおすすめします。

おすすめ理由
  • 最大手で、とにかくお仕事数が多い!
  • 大手企業から中小企業まで幅広い
  • 地方も強い(大手は地方がそこまで強くない)
  • 優良派遣事業者に認定されている
  • 創業50年もある実績で経験値高め
>>テンプスタッフの公式サイトはこちら

2社目でおすすめしたいのは、マイナビスタッフです。

最近、ぐんぐん伸びている派遣会社で、母体があのマイナビ。(リクルートのライバル)

おすすめ理由
  • 新卒サイト運営していることから、大手案件に強い
  • 学校求人も多め(通りやすい職種)
  • 中堅だけど、母体が大きいので遵法精神あり
  • 優良派遣事業者に認定されている
  • フルタイム以外の仕事にも注力している
>>マイナビスタッフの公式サイトはこちら



※マイナビのプロモーションを含みます。

パートで働くまでのステップ4つ

パートのスタートさせ方はこちらです。

求人サイトに登録

今からでも簡単に探せるのはタウンワークなどの求人サイト。

駅やコンビニにもある求人情報誌でもいいと思います。

応募

応募条件を確認して、応募してみましょう。

注意したいのが、パート・アルバイトの求人サイトにも派遣会社がお仕事を掲載しています。

その場合、派遣と変わりません。

やたら時給が高いなと思ったら、出している会社が派遣会社じゃないかチェックしてみて。

企業が求める条件と少し違っても、興味のある仕事ならトライしてみよ。

面接

書類審査が通ったら面接の連絡がきます。

面接の対策は派遣の職場見学と似ているので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

契約を交わしてスタート

面接を受けて、雇用条件が合えばお仕事スタートです。

不利な条件とならないように、しっかり確認してね。

休みたい日など希望があれば、相談しましょう。

よくある質問

派遣にする場合、複数社に登録した方がいい?

40代の場合、その方が安心です。大手2社よりも大手と中堅、大手と専門的な派遣会社、などジャンルを選ぶとよいですよ。

複数の仕事に応募してもいい?

パートも派遣も複数の仕事に応募して進めてOK。 派遣の場合、同じ派遣会社で複数進められるかは、派遣会社の方針によります。別会社なら問題ないですよ。

扶養内を希望する場合はどっちがいい?

パートのほうが時短・週3日以下を探しやすい傾向にあります。派遣もなくはないですが、人気があるので倍率が高め。

結論:まずは派遣で探す

パートと派遣には違いがあります。

ざっくり言うと、スーは以下の探し方をおすすめします。

理由は、派遣のほうが時給が高いから。

多少仕事探しに時間がかかってもいい

派遣会社に登録。

2週間以内に仕事紹介や職場見学などの話が進まなかったら、パートに切り替え。

急いで仕事を探したい

パートを優先して探して、余裕があれば派遣会社に登録。

派遣であまり扱っていない仕事でも、時間をかけたり複数の派遣会社に登録することで見つかることもありますよ。

応援しています!!

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