派遣の職場見学は、「見学といいつつ面接」です。
なので、実質の合格・不合格があるんですよ。
そして平均的な落ちる確率は60~70%と高め・・
ただ、平均ですのでより合格率が低い仕事もあれば、「ほぼ採用」なんて仕事もあります。
職場見学ではどこが重要視されているのか、落ちる予兆についてご紹介します。

人材系の企業に15年以上携わっています。
よい仕事を見つけてほしいので、本音でお伝えしますね。
- 平均的な落ちる確率は、60~70%と高め
- 中には「ほぼ採用」という仕事もある
- 対策できる落ちる理由がある
派遣は仕事紹介「ほぼ採用」ではない!
仕事紹介されたら、決まりかというと残念ながら違います。
応募して派遣会社内の選考、そして職場見学という名の面接があります。
なので、他の派遣会社からの紹介を安易に断らないほうがいいです!
派遣の職場見学の落ちる確率は60~70%
派遣法で「派遣先との面接」は禁止されています。
なので、派遣会社は「職場見学」とか「顔合わせ」といった言葉で、面接するんですよ。(稀に職場見学ない場合も)
もう少し説明すると、「派遣先が派遣社員を選ぶ」という行為が禁止。
なので、職場見学で落ちるときは「派遣会社が、職場見学の結果、向いていないと判断した」という建付けになります。
職場見学の合格率
だいたい30~40%ぐらいが一般的な合格率。
これは平均の話なので、受ける仕事によっても大きく変わるんですね。
より落ちる確率が高いものもあれば、合格しやすい仕事もあります。
採用・不採用の連絡はいつくるの?
目安は職場見学の2日以内です。
ただ、派遣先企業が複数の派遣会社の候補者と会う場合、1週間ほど待たされることもあります。
派遣会社の営業さんにどのくらいで結果がでるのかを聞いておくと安心です。
職場見学で落ちる5つの理由


職場見学をしたのに仕事が決まらなかった理由は主に5つです。
- ほかの派遣社員で決定した
- 求める条件にマッチしていなかった
- メンバーとの相性がよくなさそう
- 職場見学での言動に不安を感じた
- 派遣先の都合で仕事がなくなった
詳しく説明しますね。
1.ほかの派遣社員で決定した
多くの場合、派遣先は複数の派遣会社に声をかけています。
それぞれの派遣会社から候補者の紹介があるものですから、職場見学も同時並行でおこなわれています。
そのため、一番マッチした人にOKがでるんです。



状況によっては、候補者に断られることもあるので「次点」までだしていることも。
2.求める条件にマッチしていなかった
ほかの候補者がいないで、単独の職場見学が実施されるケースもあります。
ただ、それでも不採用になることがある・・
職場見学をしてみた結果、今回の仕事と経歴・スキルがマッチしていないな、能力不足だな、と判断されます。
または、真逆のパターンでオーバースペックという場合も。
経歴やスキルが求める以上にありすぎて、「きっとすぐに辞めてしまう、飽きてしまう」という懸念があるからです。
派遣会社が選んで職場見学までしたのに、なぜマッチしないのかって納得いかないですよね。
- 派遣会社にちゃんと情報が伝わっていなかった
- 職歴書に書いてあることと、職場見学で聞いた話にギャップがあった
- 派遣会社は、要件に6~7割ぐらいマッチしていれば紹介する
- 会ってみて決めようと思っていた
なんだかなー、、ではあるんですけどね。。
3.メンバーとの相性がよくなさそう
経験やスキル以上に、今いるメンバーとの相性を重要視する企業は多いもの。
チームがうまくいかない場合、業務に影響が出てしまうので・・
特に秘書とかの場合は、付く役員や部長との相性はすごく大事。
こうゆうケースの場合、職場見学を実施して人柄を確かめたいなと、考えています。



見方を変えると、スキル・経験が多少足りなくても人柄で採用!ってなることもあるわけ
4.職場見学の言動に不安を感じた
スキルも申し分ないし、メンバーとの相性も悪いとも思えないけど、不合格になることがあります。
その理由は、一言でいうと「不安にさせてしまった」です。
- 本当は正社員希望なんじゃないか?急に辞めそう
- 職場に見切りをつけるのが早そうだなぁ
- マイペースに仕事をすすめそう
- なんとなく柔軟性に欠る印象。当社のルールに従ってくれないのでは?
職場見学の中で派遣先の人が不安に思ってしまうと、これを解消するのはちょっと大変です。
派遣会社の担当者のフォローに期待・・という感じになります。



正社員の就活と同時並行するときもあると思うけど、匂わせちゃったら落ちる確率がUPするので気をつけてね^^;
5.派遣先の都合で仕事がなくなった
たまにあるのが、派遣先の急な事情で仕事がなくなるケースです。
業績不振や会社の方針、急に異動してくる人がでてきたなど理由はさまざま。
こればかりは、派遣会社も予測が難しい・・
こういったケースは、職場見学だけではなくて、就業が決定した後や就業開始してからもたまに起きるんです。(多くないですけどね)
職場見学で合格しやすい・採用されやすい仕事の特徴


合格率30~40%の職場見学ですが、受かりやすい仕事と受かりにくい仕事があります。



100%採用される、訳じゃないので参考までに!
採用されやすい仕事の特徴は、こちら。
- たくさんの派遣社員を募集している
- 官公庁の仕事
- 不人気の職種
- 経験者や資格保有者が少ない
- 勤務条件に難あり
ひとつずつ解説しますね。
たくさんの派遣社員を募集している
ひとつのお仕事で複数人以上の募集をかけている場合、人数を集めないといけないため合格しやすい特徴があります。
大募集がかかるのは、以下のようなとき↓
- 新しい事務センターができて人が必要
- 大きな仕事が入ってきて、人手がいる
- 短時間で多量の業務をこなす必要がでてきた
- 派遣会社が大型の委託案件をとってきた(この場合、派遣ではなくて派遣会社の期間限定雇用みたいになる)
見分け方としては、求人広告に「大量募集!」とか「事務センターでのお仕事!」と書かれている仕事です。



「センター」と名の付くものは、集中的になにかの業務を行う場所なので、人を多く採用する傾向にあるよ。
官公庁の仕事
官公庁の仕事の場合、職場見学なしで採用が決まることが多め。
派遣会社が決定してくれればいい、というスタンスなんですね。
もうひとつの理由は、時給が安い傾向にあること。
官公庁の仕事って、入札形式なんですね。
なので、派遣会社はあまり高い金額で入札すると仕事が取れないので、ギリギリの価格を提示するんですよ。
「時給が安いから、応募者が少ない」ということもあるんですけどね。



幅広い年齢層に声をかけるのも、官公庁案件の特徴だよ
不人気の職種
あまり応募がない職種は、合格率が高いです。
希望者が少ないので^^;
- 介護
- コールセンター
- 携帯電話の店舗スタッフ(比較的若い年齢層を好む傾向あり)
- アパレルやスーパーなどのショップスタッフ
- 製造や作業系



携帯販売の仕事は、料金プランや新機種など覚えることが多いし、頻繁に変わる特徴があるの。なので、若い人が好まれたりするんだ
経験者や資格保有者が少ない
スキルや経験、資格が必要なお仕事で、対象者が少ない仕事も比較的決定しやすいです。
- 金融系の事務(証券外務員資格やファイナンシャルプランナーが必要とか)
- IT系
- 医療事務
- 経理



なり手が少ないから、未経験OKが時々出てくる。その場合は、少し競争率あがるよ
勤務条件に難あり
勤務条件が不人気で応募者が少ないのも合格率が高い傾向にあります。
- シフト制
- 土日出勤あり
- 就業場所が不便
- ほかと比べて時給が安い
平均よりも合格率が低い仕事の特徴5つ


ほかの仕事に比べて、ライバルが多い傾向にあるお仕事の特徴は、5つです。
- 紹介予定派遣の仕事
- 高時給
- 人気の大手企業
- 未経験OKの事務
- 時短や週3日の仕事
紹介予定派遣の仕事
紹介予定派遣は、法律で企業による選考が認められています。
社員採用を前提にしているからです。
なので、書類選考もあるし、面接も2回実施されることも。
企業のほうも、近い将来に社員にする人になるので、派遣の職場見学より採用基準が厳しくなるんです。
また、応募する人が多いのも合格率が低い理由です。
高時給
ただ時給が高いだけという意味ではなくて、類似の仕事のなかで時給が高めの仕事は、やっぱり人気。
相場より高め時給を出して、良い人に来てほしい企業や何かしらの理由で早く人を派遣したいから派遣会社が時給をギリギリまで引き上げたなど、高時給の理由はいろいろ。
ライバルが多くなるので、合格率が下がるということに。
人気の大手企業
有名な大手企業も人気のお仕事。
派遣の場合、派遣先の福利厚生も利用できたりするので、大手の充実してる福利厚生も魅力のひとつ。
大手企業は、派遣社員の受け入れもしっかりしている傾向にあるので、安心して働ける環境でもあります。



知らない会社より、知ってる企業がいいという心理も働くしね
未経験OKの事務
未経験でもいいよ!という事務系の仕事も応募者が多い傾向にあります。
「ショップ店員やっていたけど、事務職になりたい!」
みたいなキャリアチェンジしたい人の希望になるし、未経験じゃない人も条件次第で応募があるので・・
20代であれば正社員型の無期雇用派遣という選択肢もあります。
詳しくは、「【20代向け】無期雇用派遣はやめとけ?|やばい7つ理由とは」をご覧ください。



「未経験OK!」の場合は、チームとの相性や素養で選ばれることが多いよ
時短や週3日の仕事
派遣の場合、時短や週3日みたいなフルタイムじゃない仕事って、そこまで多くないんですよ。
そこはアルバイト・パートが多いし、事務系は特に少ない。
なので、応募者が多かったりするんです。
時短や週3日を希望する場合、派遣以外でさがすのもアリかなと思います。
時短・週3日の仕事を希望するなら、大手の派遣会社はマスト
大手の派遣会社で共通して言えることは、以下の3つ
- 仕事数が多い
- 最低限のコンプライアンスは守る
- 社保が福利厚生が充実
なので、1社以上は登録しておくと安心です。
大手派遣会社を比較したい人は、「大手派遣会社6社を比較|最初に登録を検討したい3社」を見てみてくださいね。
職場見学で採用されるための対策


派遣の職場見学での主な採用基準はこちら↓
- 経験とスキル
- 人柄(周りと上手くやっていけるか)
これを他の候補者と比較されるので、正直なところ対策には限界があります。
ただ、「ありのままの私で!」と準備なく突進してしまうと、上手くコミュニケーションが取れなくて玉砕しちゃいます。
なので、以下の6つの点を気にしてみてください。
- 職歴を説明できるように事前に準備
- 身だしなみを整える
- 会話のキャッチボールを意識
- 笑顔は大事
- 相手に届く声で伝える
- ビジネスマナーをおさらいしておこう
職歴を説明できるように事前に準備
職場見学の流れはさまざまですが、よくあるのはこちら
業務内容の説明
↓
自己紹介(職歴中心)
↓
質疑応答
自己紹介は、スキルシート(簡易的な職務経歴書みたいなもの)に沿って、派遣社員から説明するか、派遣先が質問してくるか、といった感じです。
なので、自分の職歴については説明できるようにしておきましょう。
相手が知りたい内容であり、そこが響くはず。
私の職歴の中で、今回の仕事に活かせる部分を教えていただけないでしょうか。
ちゃんと説明できるようにしておきたくて・・
すべてを長く話すより、今回の仕事とマッチする職歴やスキルを厚盛りにしたほうがアピールになります。
もっと具体的に質問内容を知りたいよ、という方は「派遣の職場見学でされる質問とは?準備を5つのステップで解説」をご覧ください。
身だしなみを整える
初対面の場合、見た目で与える印象はかなり大きな割合をしめます。
なので、見た目で損しないように整えましょう。
といっても清潔感があって、ビジネスっぽければOK。
派遣会社の担当者から指示が入ることもあります。
身だしなみの詳しい説明については、「コーデ例あり【40代】派遣の職場見学・登録で損しない服装とは?」で紹介していますので、よかったら見てみてください。
会話のキャッチボールを意識
職場見学に同席したときに時々おみかけするのが、「緊張しちゃって相手の話が聞こえていない」です。
- 質問されたことに、的外れな回答をしている
- 結論が何かわからない
- 話すタイミングがかぶる
といったことが起きやすくなります。
ポイントは、「相手の話をよく聞いて、結論から先に伝えること」です。
これでコミュニケーションの土台ができます。
円滑なコミュニケーションは、相手にも安心感と好印象を与えるので意識してみてください。



緊張や頭が一杯なのか、的はずれな回答をするケースはよくあるの。
できるだけ落ち着いて対処してみてね
笑顔は大事
笑顔って、相手に与える印象にもいい影響がありますが、自分にもあります。
笑っていると体がリラックスしやすいのです。
マスクで口元は見えないことが多いですが、口元を緩めるつもりで微笑んでみて。
そうすると目元や眉も動きます。そこで「笑顔の印象」を伝えます。
ポイントは、相手がたとえ無表情であっても、こっちは笑顔で返すということ。
余裕のある人に見られて、印象に残りやすいですよ。
相手に届く声で伝える
コロナでマスクをしたままの職場見学になる場合ですが、思っているより気持ち大きな声で話すことを意識しましょう。
体育会系のように元気いっぱいじゃなくてもOK。
素の自分に近い感じで問題ないですが、例えばマスクをしていると声が曇って聞こえてしまうので、ボリュームをいつもより大きめに。



職場見学は、話す事が多くなるので、息のしやすいマスクを選ぶなど工夫してみてね。
喉も渇きやすいから飲み物も持っていって
ビジネスマナーをおさらいしておこう
押さえておきたいビジネスマナーはこちら。
- 名刺の受け取り方
- 姿勢
- 敬語
名刺の受け取り方は、Youtubeとかで動画でも見て簡単におさらいしておけばOK。
姿勢も大切で、猫背だと「暗い」「自信がない」「やる気がない」といった悪印象を与えがち。
なので、背筋を軽く伸ばして肩を開きましょう。
当然ですが、基本は敬語で話します。
職場見学後にすること
職場見学が終わると、派遣会社の担当者と一緒に会社をでます。
その後にやっておきたいことは2つです。
結果がいつ出るかを確認
担当者が先回りして言ってくることもありますが、回答をいつ頃もらえるかを確認しておきます。
もんもんと待つのも嫌ですし、並行して別のお仕事も進んでいるならスケジュール調整も必要ですから。
並行しているお仕事の関係で、結果を早く知りたい場合は、その場で相談してもOK。
「他社さんで進めていたお仕事が決定したのですが、回答を保留にしているんです。早めに回答をもらうのは難しいでしょうか?」
職場見学で聞けなかったことを聞く
職場見学で気になったこと、聞けなかったこと、聞いていた話と違うことがあれば、このタイミングで確認しておいてくださいね。
特に「この条件は譲れない」というものは、この段階で聞いておかないと、決定した後に困ることになります。



職場見学あるあるなんだけど、「あれ、聞いていた話と違うぞ?」ということが起きちゃう。
その理由は、派遣先の人事と現場の担当者の意思疎通ができていない、派遣会社の情報収集不足、など。
なので、ちゃんと確認しておいたほうがいいよ
職場見学で落ちるときの予兆とは


必ずとはいいませんが、職場見学に通らない可能性があるサインを3つご紹介します。
早く終了してしまった
職場見学の時間は、だいたい30分ほど。
どのくらい予定しているのかは、派遣会社の担当者に事前に確認しておきます。
予定していた時間より大幅に職場見学が終わってしまった場合、「向いていないな」と判断されて時間を巻いて終わった可能性があります。
あまり質問をされずに終わった
職場見学では、派遣先から職歴について質問されます。
スキルシートには簡易的な職歴やスキルしか書いていないので、通常はもっと知りたいんです。
具体的な話を聞いて、募集している仕事にマッチしているか確認をします。
ただ、あまり質問がない場合「マッチしてない」と判断された可能性があります。
じゃあ、「どのくらい質問があればいいの?」と思うかもしれませんが、具体的な数値はありません。
判断軸としては、「会話が盛り上がった」「質問のラリーが続いた」という感覚で判断してみてください。
相手の質問に対して「NO」が多かった
先程も説明しましたが、職場見学では職歴や経験についてより具体的な質問をされます。
「○○できますか?」「○○の経験はありますか?」
といった具合です。
それに対して「NO」と回答することが多かった場合、そのお仕事にマッチしていない可能性があります。



できないことに「YES」と答えるのは、あとで自分も苦しめるよ。
なので、率直でいいかなと思います。
ただ、仕事を得るために「できる」って伝えたい事もあるよね。
スーの経験を少しご紹介。
「Excelのvlookup関数が使える」が条件だった仕事を受けたことがありました。
実際のところ、使ったことはなくてネットで検索してやり方は覚えました。
で、派遣会社の人にも職場見学でも、「実際に業務で使ったことはありません。ただ、Excelを勉強して知識はあります」と伝えたよ。
結果、採用されたので、こんな風に伝えられるならアリかも。
「職場見学に落ちた」次にすることはコレ


最初の方で伝えましたが、職場見学の採用率はだいたい30-40%ほど。
仕事を急ぐ場合、ひとつだけ選考が進んでいても心もとないですよね。
なので対策をしておくことをオススメします。
まずチェック!どのくらいオファーがきてた?
登録している派遣会社でどのくらいオファーがきてたかで、対策を変えていきましょう。
たくさんきていた
とにかく仕事のオファーがたくさんあった場合、職場見学がNGでもすぐに次の仕事を紹介されることがあるでしょう。
派遣会社によっては、職場見学が進んでいても別の仕事を紹介してくるはずです。
20代は人気がありますし、専門系のスキルがある人も次々にオファーが入ります。
この場合、今の派遣会社だけでもいいし、もう1社くらい目星をつけておくぐらいでOK。
ただし、不景気になった場合は安心していられません。
リーマンショックのときは、本当に派遣の仕事も激減しましたので・・
あまりオファーがなかった
今の派遣会社からあまりなかった場合、別の派遣会社の登録を進めましょう。
採用に至らなかった場合、次のお仕事紹介がスムーズにされるかわかりません。
条件などによりますが、複数の派遣会社に登録しておくほうが安心。
少なくとも2社ぐらいは登録しておいてください。
次の派遣会社を探すことについては、「次はどこの派遣会社に登録する?複数社に登録した方がいい人がいる」でご紹介しています。



大手2社でもいいし、希望の職種があるなら専門的にやっている派遣会社を探してみるのもアリだよ
オファーはくるけど希望のものは少なかった
オファーはされるものの、希望に合致するものがなかった場合、リクナビで希望の仕事がある派遣会社を探しておきましょう。
派遣会社には、得意不得意が少なからずあります。
もしかしたら、あなたの希望する仕事は苦手なのかもしれません。
もしくは、あなたの求める仕事条件が難しい、などが考えられます。
- 事務の仕事を希望するのに、コールセンターに強い派遣会社に登録している
- 相場より高い時給を求めている
- 未経験だけど、高い時給を求めている
- 英語での仕事経験はないけど、バリバリ使うものを求めている
極稀に上記の条件でも見つかるのですが、運もあるので、気長に探すわって人以外はちょっと厳しいかもです。
リクナビ登録して、探しておこう
とりあえずは、
注意したいのは、全部掲載されている訳ではないというところ。
全部掲載している会社もあれば、一部だけ掲載しているところもあります。
リクナビ派遣の掲載も広告料がかかりますからね。
派遣会社の懐次第って感じです。
別の派遣会社の登録を進める
派遣会社に本登録をしないと、社名を教えてもらえない、派遣先に紹介してもらえない、職場見学が設定できない、といったことが起きます。
なので、本登録を待っている間に別の候補者で決まることも多々。
そういったことを防ぐには、先に派遣会社に登録を済ませてしまうのもアリです。
今は電話だけで登録できる会社も多いですしね。
オススメの派遣会社は、下記の3社です。
テンプスタッフ
業界最大手のテンプスタッフは、派遣会社満足度ランキング総合1位でした。
大手に強い会社で、全国展開しています。
業界内からも一目を置かれている派遣会社。
登録しておいて損はないかな、と思います。
ただ、登録者も多いのでライバルも多い!というのが難点。
20-30代のフルタイム希望者であれば、仕事の紹介は多いハズ。
リクルートスタッフィング
リクルートスタッフィング
ここのメリットは、健康保険組合がリクルートであること。
だいたいの派遣会社は、全国健康保険協会(協会けんぽ)です。
歯科健診や保活支援など福利厚生が充実しています。
同じ系列でスタッフサービスもあるんですが、業界内の評判はよくない^^;
営業への負荷が大きすぎて、担当者がすぐ変わったり、サポートがよろしくなかったり。



友人にすすめたい派遣会社1位になっているよ
マイナビスタッフ
大手派遣会社ではないんですけど、今勢いがあるのがマイナビスタッフ。
口コミも2年連続NO.1。
大手に登録済みだよって方は、準大手のマイナビスタッフに登録しておくのもアリです。
ライバルが大手ほど多くないのと、マイナビスタッフは新卒ナビや人材紹介が強いので、派遣の仕事にも期待できます。
>>マイナビスタッフ公式サイトはこちら(登録は3ステップだけ)


まとめ:職場見学が通らないのは、あなたのせいじゃない
最後にお伝えしたいのは、職場見学で落ちたのはあなたのせいじゃない、ということ。
派遣先の都合や派遣会社のマッチング精度の問題、ただの相性など「これ、どうしようもないわー」ってやつが多いんです。
お互い働きたい、働いてほしいで成立する職場が後々のことを考えると絶対にいい!
なので、一喜一憂するのではなくて、「あ、縁がなかったのね。」「私にマッチしないんだ」と淡々と仕事を探して見つけに行く姿勢で望んでもらえたらなと思います。
もちろん、自分を伝えるための準備をしたほうがいいとは思います。
でも準備をして望んだら、あとはリラックス。
私も3回落ちたことがあります^^;
でも、結局自分にあった職場を見つけることができました。
あとから考えると、あそこに落ちてよかったなーって思ったほどです。
応援しています!