派遣とパートどう違う?違いの10番勝負!

この記事にはプロモーションが含まれることがあります
パートと派遣の違い
悩み
  • 働き始めたいけど、パートか派遣で迷ってる
  • 違いがよくわからない
  • 40代だとどっちがいいの?

この記事は、このような疑問にお答えします。

パートと派遣は、特徴があって違いも結構あるんです。

この記事を読み終えると、「自分がどっちを選べばいいか」が理解できますよ.

目次

基礎知識|パート&派遣

パートと派遣は、根本が違うのでまずは基礎知識を押さえておきましょう。

パートの基礎知識

パートとは、企業が雇用する非正規社員のことです。

正社員と比べて以下のような違いがよく見られます。

  • 働く時間が短い
  • 働く日数が少ない
  • 業務範囲が決まっている

フルタイムのパートもあるよ

派遣の基礎知識

派遣は、派遣会社の社員として、別の企業へ派遣される人のことです。

派遣会社とは期間限定の雇用契約を結びます。

「派遣会社の社員」であるため、給与や健康保険証なども派遣会社から支給されます。

つまりは、「働く先の社員ではない」ということ。

これはかなり大きな違いなんです

パートと派遣の違い

パートと派遣の違い 10番勝負

1.時給

時給は、一般的に派遣社員の方が高い傾向にあります。

派遣の場合、「即戦力」を求められることが多く、企業が希望するスキルや経験も社員に近いものがあります。

その分、時給が高くなっているんですよ。

「自分の会社で雇用しない」は、労務管理や雇用リスクがないので、「その分お金を支払ってもいい」という企業の思惑もあるの

2.勤務時間

フレキシブルに働く時間を選択できるのはパートの方です。

派遣は、フルタイムが主流

時短や週3日といったお仕事もありますが、パートに比べるとだいぶ少ないです。

正社員に近い働き方を求められるのが派遣なんですよね。

パートは、時間帯や働く日数が選びやすいのがメリット。

時給をあげられない分、この辺でメリット出しているとも言えるよ

3.募集職種

派遣は事務職が多いのが特徴です。

一方でパートは、接客業などの体を動かす仕事が多いです。

ただ、昨今の人手不足もあって、派遣でもショップ店員や介護、製造業系の仕事も増えています。

事務職を希望する場合、派遣の方が多くて時給が高めなので、まずは派遣で検討してみてください。

⇛リクナビ派遣で事務の仕事を見てみる

4.仕事の就きやすさ

仕事内容にもよりますが、パートの方が就きやすいと思います。

派遣の場合、「派遣会社の社内選考」がまずあるんですよ。

そこをパスしないと企業に紹介してもらえません。

紹介してもらったあとも、職場見学という名の面接があります。

派遣の合格率は、仕事にもよりますが、だいたい30%です。

パートは、直接企業に応募できますし、人手不足の背景から比較的採用されやすいです。

5.責任の範囲

これは募集ポジションで変わるものであって、派遣とパートで差がでるかは判断しにくんです。

同じ仕事を派遣社員とパート、正社員でしているケースもあるほど。

もちろん正社員は、責任範囲が広かったり、異動や配置換えもあるので同じとは言い切れません。

ただ、派遣とパートは大きな差は無いと言えます。

「パートさん」と下に見てくる派遣社員がいたとしても、それはその人の人柄。未熟モノめと、スルーして!

6.年齢による探しさすさ

20~30代前半の独身か子育てしていない人は、パートでも派遣でも仕事は見つかりやすいです。

子育て中や40代以上になってくると、パートのほうが採用率が上がると思います。

ただ、しっかりとした経験がある人は派遣でも見つかります。

経理や人事など専門事務や介護・製造は人が足りないですし。

子育て中や一般事務の場合、派遣だと少しハードルが上がります。

子育て中の場合、突発休の懸念をするの。

一般事務だと、「若い人がいいな」というケースがまぁまぁ・・

ただ、全体的に人手不足だから、トライする価値はあり。

7.働ける期間

それぞれ働ける期間は、原則下記の通り。

派遣社員→3年(同じ会社の、同じ部課で)
パート→5年

派遣法で制限あり

派遣法により、同じ会社の同じ部課で働けるのは、原則3年までなんです。

それ以上働ける例外もあるけど、なかなか当てはまりません。

例外
  • 無期雇用派遣である
  • 派遣先の社員になる
  • 60歳以上
  • 産休育休の代替要員
    など

順調に働き続けていても、3年おきに仕事を探し直す必要があるの。

労働契約法の5年ルール

派遣社員もパート社員も関わってくるのが、労働契約法の5年ルール

同じ会社で5年働くと、派遣社員にもパート社員にも「無期雇用になる権利」が発生。

希望したら、契約更新が必要ない「無期契約の社員」になれます。

ただ、企業側がそれを良しとしない場合、「パートとして働けるのは最大5年」とルールを決めたりしているんです。

そうなると、無期契約の社員にはなれません。

そのため、「パート社員が働けるのは5年」と表現しました。

ルールを決めていなければ、無期契約の社員になる権利がでてきますよ。

詳しくは、厚生労働省のこちらのPDFを見てみてね。

派遣社員にもこの法律が適用されるよ。

ただ、派遣先ではなくて、派遣会社との無期雇用契約なんだ。

A社で3年働いて、続けてB社で2年超えてきそうなら、その権利が発生という感じ。

8.福利厚生

福利厚生は、ケース・バイ・ケース。

ただ、派遣社員の場合は派遣先と派遣会社の福利厚生を利用できます

派遣先の福利厚生は、どこまで提供されるかはそれぞれなんですけどね。

9.未経験での就きやすさ

未経験の場合、パートの方が採用確率は高め。

派遣の場合、即戦力を求められることが多いです。

ただ、少ないですが未経験OKの場合もあります。

未経験だけど事務にチャレンジしたい人は、「20代向け│未経験でも事務職に転職できる理由と3つの対策」を読んでみてください。

  • 20代の若者がほしい
  • 難しくない仕事のなので、誰でもOK(ただ、時給が安い傾向あり)
  • 人気があまりないので、経験は問わない(介護やコールセンターなど)

未経験でもパートより時給が高いのもあって、人気がある。
ライバルも多いんだよね。

10.解雇リスク

解雇リスクは、派遣のほうが高いです。

理由はこちら

理由
  • そもそも自社の社員じゃない
  • 3ヶ月などの短い契約を更新するシステム

「長期でお願いします!」と言われた仕事でも、突然の不況や会社の状況で「契約更新しません」はある話。

パートも契約更新ではあるんだけど、「自社の社員」なのでなかなか解雇はしにくいんです。

派遣先と派遣会社が結んでいるのは「派遣契約」。

これを「更新しません!」というわけ。

派遣社員と派遣先には、なんの契約もないのだ。

パートが向いている人・派遣が向いている人

最後にさっと適・不適を紹介しますね。

パートが向いている人

  • 時短や週3日などフルタイムじゃないほうがいい
  • 未経験の職種にチャレンジしたい
  • 仕事のブランクがある
  • 家の近所で働きたい
  • 派遣でなかなか仕事が決まらい

派遣が向いている人

  • 稼ぎたい
  • フルタイムOK
  • 経験、スキルがある
  • 事務職が希望
  • 20代

まとめ

パートと派遣で迷っている場合、以下の3つをチェックしてみてください。

①自分の希望
②優先順位
③住んでいるエリアの仕事状況

エリアによっては「派遣の仕事がない」ということもありえます。

リクナビ派遣は、いろんな派遣会社がお仕事情報を掲載しているサイトです。

幅広く探せるので、気になるならサイトを見てみてくださいね。

>>リクナビ派遣の公式サイトはこちら
  • URLをコピーしました!
目次