派遣の仕事紹介を進めている中で、上記のような悩みをお持ちではありませんか?
実は、派遣会社は就業前の段階であっても時給の相談をされることがあります。
この記事では、就業前の時給交渉についてご紹介します。
記事を読み終えると、時給交渉をするかどうかの判断ができますよ。
派遣は時給交渉はできるの?
そもそも派遣では、時給交渉が可能なんでしょうか?
派遣の実情についてまずは解説します。
【結論】時給交渉は可能です
派遣でも時給交渉は可能です。
多くの正社員も毎年査定で給与UPしますよね?
同じように派遣社員も時給交渉は可能。
そもそも時給相場はあがっている
派遣の相場って最近はすごく上がっているんですよ。
人手不足なので時給を上げないと集まらない、という理由というのが主な理由。
実は、派遣会社は働いている派遣社員の時給交渉を自主的にやっていることもあります。
というのも、社会保険料等の料率が毎年上がっていくので、薄利多売の派遣業としては派遣先に交渉しないわけにはいかない^^;
派遣は中抜きすごいというイメージあるかもだけど、実態は薄利多売なビジネスなんだよ。
各派遣会社の純利益も数%ってことは普通
時給交渉をするタイミングはいつ?
時給交渉をしやすいタイミングは以下の3つです。
- 働いて1年経ったぐらいの更新確認
- 業務内容が大きく変わった
- 業務内容が大幅に増えた、またはリーダーなど責任が増えた
ほかにも色んな理由があげられますが、基本は「就業中」というのがほとんどです。
でも、就業前でも交渉できる場合があります。
これは後述しますね。
誰に交渉するもの?
派遣社員の雇用主は派遣会社ですので、交渉先は、派遣会社になります。
要は給料を決める&支払う人と交渉するんですね。
ときどき派遣先の会社に時給をあげてほしい、と依頼する派遣社員もいますが、基本はNG^^;
派遣先が派遣社員の給与を決めることは、できません。
雇用関係ないですからね。
ただ、就業先と深い信頼関係がある場合は、いろいろ調整している人もいるみたいです。(裏でね)
時給交渉の相場はどのくらい?
時給アップの相場は、数十円から100円です。
最初に設定した時給も、大きく平均から離れていないことが多いので、このぐらいになります。
感覚的には100円あがったらすごいな、という感じでしょうか。
参考記事:【例文あり】派遣の時給交渉が成功した人に共通する7つの理由とコツ
派遣の就業前なんだけど時給交渉って可能?
さて、本題の「就業前の時給交渉」についてです。
就業前の時給交渉はなかなか厳しいと思っていてください。
ただ、可能性はゼロじゃないんです。
タイミングと理由が大事。
就業前といっても主に3つのタイミングにわけられます。
それぞれ難易度や条件など解説しますね。
仕事を紹介されたとき
仕事内容や派遣先は文句なし!ただ時給がなぁ・・ 他社の仕事のほうが時給高いんだよね。。
派遣会社から仕事を紹介されたときに時給を交渉するのが、就業前の時給交渉では一番難易度が低め。
その仕事にYESと言っていないので、まだ「仕事を受けるか交渉段階」なんですね。
このような場合、言い回しや伝え方をよく考える必要がありますが「時給を相談できないか?」と言ってみるのもアリ。(言い回しは後述します)
仕事を受けたあとで職場見学や顔合わせはこれから
仕事受けちゃったけど、他の仕事のほうが時給がいいなぁ。受けた仕事、時給アップしないかな??
仕事紹介を一旦受けたんだけど、時給の高い仕事が見つかったり、ほかの派遣会社から似たような仕事で時給高い仕事を紹介された場合ってありますよね。
すでに派遣会社には「仕事を進めて」と伝えているため、社内選考(派遣会社内での選考)や派遣先への紹介、職場見学の設定が済んでいることがあります。
すでに応募を承諾しているため、時給交渉はやや難しい段階ではあります。
もう少し細かく難易度を解説しますね。
社内選考の段階
派遣先に紹介していないので、なんとなく交渉できそうな雰囲気ありますよね?
ただ、これはややリスクが高め。
「社内選考します」と言われている場合、ほかに候補者がたくさんいる可能性が大です、
または、派遣先の求める条件にあなたのスキルが足りていない部分があり、紹介するかを迷っている場合があるんですよ。
なので、時給交渉したら「じゃあ、ほかの人で進めよう」となるリスクがでてきます。
派遣先に紹介済み
あなたのことをすでに派遣先に紹介していて、選考が進んでいる場合。
これは少し時給交渉のチャンスがあると思います。
派遣会社としては紹介を取り下げたくはないし、あなたで決定すると派遣会社の売上にもなるから「じゃあ、紹介はやめときます」とは言いにくい状況。(身も蓋もない言い方でごめんなさい)
なので、言い方に気をつけて時給交渉をしてみるのもアリ。
ただ、派遣会社からの印象は下がりやすくなるので、言い回しが大事です!
職場見学・顔合わせが終わったあと
職場見学が終わったけど、ほかの会社から時給の高い紹介がきたなぁ。どうしよう・・
派遣会社から聞いていた話より、業務内容が難しいし幅広い・・ この時給はちょっと割に合わないかも?
上記のようなケースもありますよね。
これも細かくは2つにわかれてきます。
職場見学の結果がでていない
この場合は、職場見学の感触次第かもしれません。
「なんか合格しそうだよね?」
という状況であれば、交渉をしてみる価値あり。
理由は大事ですが、派遣会社もあなたで決めたいと思っている状態。
「うーん、微妙なライン。合否はわからないなぁ」
という場合は、様子を見たほうがいいかも。
ここで交渉すると、仮に職場見学が不合格だった場合に次の仕事紹介がなくなるかもしれません。(派遣会社の心象が悪くなってしまう)
職場見学に合格した
この場合、派遣会社もあなたで決めたいと思っているはず。
職場見学で聞いた話が仕事を受けた時に聞いていたことと違うぞ、というのであれば交渉する正当な理由ではあるので、レッツトライ。
合格したあとに他社からいい仕事の話がきた場合、「実は悩んでいる・・」と派遣会社の担当者に相談し、その流れで時給の交渉にもっていく、という方法も。
時給交渉は必ず成功するものじゃないし、派遣会社の方もいろんな事情があってどうしても上げられないこともある。
その場合、「では今回の仕事はなかったことに」という結論になることもあるから気をつけてね
就業前に時給交渉するメリットとリスク
日本人は時給交渉に慣れていないので、なかなか抵抗がありますよね。
でも、働く条件を真剣に考えることはいいことだとスーは思います。
時給交渉をするメリット
時給交渉でのメリットは主に3つ。
月収が増えるので生活が安定
当然ですが、月収が上がるわけですから生活は安定します。
経済的な安定は、心の安定にもつながりますよね。
モチベーションが高まる
時給交渉をしたいときって、仕事内容やほかの条件はわりと気に入っているかと思うんです。
「時給だけ超重視」ということであれば、交渉よりほかを探す方が早い。
自分の希望が多く整った仕事だと、働くモチベーションも高まりますよね。
就業後の後悔を防ぐ
時給に強い不満がある状態で働くのは、デメリットでしかありません。
時給は仕事を選ぶ重要な条件のひとつですよね?
そこは納得できる範囲にしておかないと、働きだしてから後悔しちゃいます。
「やっぱり時給に納得行かない!仕事変えよう!」
としても、イチからの仕事探しや引き継ぎなど面倒なことがたくさんでてくるので、働く前に不満を解消しておくのは大事。
就業前に時給交渉するリスク
時給交渉には多少のリスクがあるのも事実。
派遣の時給設定っていろんな事情があるんですよ。
- 派遣料金テーブルがあって、時給を動かせない
- すでに働いている派遣社員がいるから、その兼ね合い
- すでに赤字ギリギリラインで時給を設定している
今は絶賛人手不足中なので、派遣会社もけっこうギリギリな時給設定だったりするんです。
なので、交渉には多少リスクがでてきます。
仕事紹介を取り下げられる可能性がある
時給アップに応じられない場合、仕事紹介がなかったことになることもあります。
原因としては、先程の3つもありますが、実は派遣先が望むスキルや経験に少し足りていなくて、「じゃあ別の候補を探そうかな?」となることがあります。
または、簡単に時給交渉に応じてしまうと、要求が強くなって対応できなくなるかも…という心理的な側面も。
職場見学・顔合わせの合格が取り消しに
職場見学で合格していても、時給交渉をやりすぎると「では、残念ですが…」と言われる可能性があります。
元々、時給に同意したうえで職場見学をしているということですので、ここで合格を取り消されても「候補者が時給に納得しなかった」ということになります。
職場見学の不採用については、「【落ちる確率60%以上】派遣の職場見学で落ちる理由と合格率の高い仕事」をご覧ください。
印象が悪くなって仕事紹介に影響する
率直なところ、時給交渉はあまり歓迎されません 笑
それはそうですよね。(だからするな!という話ではないですよ)
強引な交渉や上から目線で、派遣会社の状況を理解しない姿勢でのぞむと、信頼や評判が下がり、仕事紹介がなくなることがあります。
もしくは、何かしらの理由で不人気な仕事紹介しかなないとか…
まぁ、そうなったら別の派遣会社で仕事を探すという選択肢もあるよ
就業前でも時給交渉がしやすいケース
リスクもありますが、「ダメ元トライ!」も大事です 笑
時給交渉がしやすい、またはした方がいいケースもあるので、ご紹介します。
派遣業界では希少な存在である
人手不足の影響は、派遣にも及んでいます。
特にレア!という以下の人たちは、上手く交渉してみてくださいね。
20代で一定の職歴あり
20代の若手は貴重!
正社員で3年以上の経験があれば、しっかり経験もありますので大人気。
20代で未経験なんだけど事務職にチャレンジしたいよという人は、「20代向け│未経験でも事務職に転職できる理由と3つの対策」を読んでみてくださいね。
経理
経理はものすごく人気がある職種。
経験者は引っ張りだこです。
時給も元々高めの設定ですが、ほかの仕事と比べて低かったら上手に交渉してみてください。
もちろん経理の知識と経験が十分にあれば、だよ
IT系
IT系の職種も人気があります。
そもそも正社員ニーズも高く、ITエンジニアの採用に強いレバテック社の2023年2月調査によると、IT系人材の求人倍率は15.8倍です。
経験がある人は、安売りをしないこと!
似たような仕事と比べて明らかに時給が低い
似たような条件と比べて(他社含む)明らかに時給が低い場合、「時給が上がる余地はないか」聞いてみてもいいかもです。
目安は、100円以上の差がある場合です。
ただ、注意したいのは、相場よりかなり低く時給設定している場合、以下のような理由が考えられます。
官公庁の仕事
官公庁のお仕事って、基本は入札形式。
税金を使うので必要最低限のお金でって感じなんです。
なので、時給も低く抑えられがち。
その代わり、合格基準が低いということもあるんだよ。
時給が低いと不人気になりやすいから。
超人気がある
一等地にある有名企業や人気企業、福利厚生が充実しているなどの場合、時給が多少低めでも応募者をたくさん集められることがあるんです。
未経験OK
未経験OKの場合、時給設定がバラつきやすい印象です。
「未経験で20代がいい」
だと、20代は少ないので時給がそこまで低くないこともあります。
「応募がないから未経験まで広げた」
という場合は、本当は経験者が欲しかったので未経験だったら時給は低く抑えよう、となることも。(派遣先としては教育に時間とコストがかかるから、という理由です)
派遣会社の中抜きが大きい
派遣会社が派遣先からもらっている料金のうち、派遣社員の時給として支払われる額は、だいたい65~73%ほど。
ここから逸脱している場合、相場より低い時給が設定されます。
今は人手不足だから、大手や優良な派遣会社ではこのパターンは少ないかも
すでに働いている派遣社員の時給が低い
派遣社員がたくさんいる企業だと、長く働いている人もでてきますよね。
その人達の時給がそもそも低い場合、あとから入ってきた新人の時給を高く設定すると揉めるんです。
「いやいや、昔からいる人達の時給も上げてよ!」
って思いますよね~
ただ、人件費は企業の経費で一番大きいと言われるように、すぐに解決しない問題なんです。。
とにかく急募!
何かしらの事情で、めちゃめちゃ急いで人が欲しい場合、時給相談に応じてくれる場合があります。
- 社員が急な病気などで長期休みに入った
- 緊急な事態になり、人手が足りない
- 派遣社員が急に来なくなった
この事情があったからといって、脅すような感じはNGね。あくまでも「相談」が基本だよ
就業前の時給交渉で注意したいポイント
繰り返しますが、就業前の時給交渉はあまり好まれません^^;
ですので、印象を悪くしないよう注意が必要です。
「相談」する姿勢で
相談する姿勢で交渉は行いましょう。
派遣会社に「悩む理由はわかるな。だから相談してきたのか」と思わせるような伝え方をする必要があります。
ただ「時給を上げてください」は、派遣会社側もあなたを「この人に仕事を任せて大丈夫?」って思っちゃいますので。
やっちゃいけないのは、高圧的な態度です。
「派遣会社はどうせピンハネしてるんでしょ?」みたいなのはダメ。
交渉で相手を嫌な気持ちにさせると、いい結果になりません。
過度な要求はやめておく
過度な要求をするのは避けたほうが無難です。
一例をあげますね。
- 相場以上の時給を求める
- 未経験だけど高時給を交渉してくる
- 時給交渉に応じてくれたのに、さらに交渉を重ねる
派遣は業務内容がしっかり決まっていて、法律で契約以外の業務をさせてはいけないという特徴があります。
例えば、「経理の仕分け業務。データ入力が9割」という仕事に対しての対価がついています。
ここで「私は決算処理もできるし、英語対応も可能だから300円上げてくれ」は無意味なんです。
それはただのオーバースペックであり、求められていないから。
この場合は、そのスペックを求める仕事を探すのが正解。
どこまで粘るかを事前に決めておく
前述したリスクの話と関係してきますが、時給交渉をどこまで粘るかを決めておきます。
- 「時給があがったらいいな」ぐらいで、基本はこの仕事を受けたい
- 時給交渉が失敗したら、ちょっと検討したい
- 時給が上がらないなら、辞退してもいい
粘りすぎると、仕事紹介がなくなり、その派遣会社からの紹介も期待できません。
派遣先とは交渉しない
派遣先とは交渉しないでくださいね。
これはご法度に近いものがあります。
職場見学のかなで「時給を上げてもらえませんか?」と発言してしまうと、派遣会社も派遣先もギョッとしてしまいます^^;
職場見学で不合格になる可能性が高まるだけです。
派遣社員の時給を決定する権利は、派遣会社であることは忘れないでくださいね。
UPしてほしい額と理由を決めておく
時給交渉すると聞かれるのが「いくらぐらいですか?」です。
ここは、大まかでいいので決めておきましょう。
幅を持たせておくといいですよ。
例えば、30~50円くらい、など。
大事なのは、「なぜこの金額にしたのか」という理由です。
他社と比べて低め、相場を下回っている気がする、登録時の希望から大きく外れている、など。
他の人が聞いてもうなずけるような理由を考えておいてくださいね。
就業前に時給交渉するときの例文・言い方
では、就業前の時給交渉をするときの例文や言い方をご紹介します。
ポイントは、「感情的にならず納得感を出す」です。
他社と比べて時給が低いことを理由にする場合
お仕事の紹介、ありがとうございました。
とても魅力的な仕事で、自分の希望にもかなり近いと思います。
ただ、ひとつ時給について相談できないかと・・
というのも、他社さんから似たような仕事の紹介を受けまして、あちらの仕事が30円ぐらい時給が高いんです。
小さい額かもしれませんが、時給制だとこの額が手取りに大きな差がでてきてしまうので・・
正直、相談するかは悩んだのですが、生活に関わることですし、モヤモヤしながら働くものどうかと思いまして
派遣会社側も派遣社員の不安定さをよく知っています。
パートやアルバイトよりも解雇リスクが高いですし、時給制だと手取りの月々の変動も大きいですよね。
ここでは、他社と比較しながら「紹介してもらった仕事はすごく興味がある。ただ、生活も考えないといけない」という派遣社員の不安定さをさりげなくアピールしています。
応募した仕事の相場を知るためにも、複数の派遣会社で仕事探しをしておくといいよ。
時給の設定は多少だけど、派遣会社の方針も反映されるから。
できるだけ、あなたにとって有利な仕事をつかもうね!
職場見学や顔合わせの内容を理由にする場合
今日は職場見学ありがとうございました。
仕事の理解も深まりましたし、良い派遣先だなと思います。
ただ、事前に仕事紹介を受けていた内容が違うようでして・・
役員秘書と伺っていたんですが、グループアシスタントも含まれるんですね。
この場合、幅広い人のサポートということで業務量が思っていたより増える印象です。
この仕事が決まった場合ですが、時給の相談はできますか?
派遣は、業務内容に対しての対価設定です。
なので、聞いていた話と大きく違う場合、時給交渉のチャンス。
業務内容や責任範囲が聞いていた話と違うなら、丁寧に説明して交渉してみましょう。
これができるためにも、仕事紹介で言われたことはメールでもらう、Web画面のスクショをとっておくなどしておいてね
派遣就業前の時給交渉でよくある質問
時給交渉は、ただでさえ気を使いますが、就業前だとさらに気になりますよね。
よくある質問をご紹介します。
派遣の時給交渉で他社の時給を伝えても問題ない?
時給は問題ありません。(言わないでと言われていない限り)
ただ、他社で紹介してもらった企業名は言わないほうがいいかもしれません。
伝えてしまうと「この人は情報に対するセキュリティ意識が低いかもしれない」と思われてしまいます。
時給交渉はメールでしても大丈夫?
メールで打診するのもありですが、「難しいです」ってさらっと返される可能性が高いです。
交渉ごとなので、できれば電話か担当者と会うタイミングで確認してみることをオススメします。
派遣の時給交渉が決裂した場合、気まずくなりそう・・
バシバシ戦う雰囲気で交渉に挑むのではなくて、「相談」スタイルでいけば大丈夫です。
あと、派遣会社も時給交渉されることに慣れている側面もあります。
強引な交渉ではなかったのであれば、そんなに悪い印象にはならないです。
ただ、もう職場見学も終わり決まっていた仕事を、時給を理由に辞退した場合は、信頼度がなくなって、仕事紹介がこなくなるリスクがあります。
別の派遣会社で仕事を探すという選択肢もあるので、そのリスクを取れるかはご自身で決めてくださいね。
紹介予定派遣なんだけど、時給交渉はアリですか?
紹介予定派遣でも時給交渉ができないわけではありませんが、やめたほうがいいかもしれません。
理由は以下のとおりです。
- 紹介予定派遣は人気があるので、別の候補者に取られる
- 派遣期間中の時給が良くても、社員になったあとの待遇はどうにもならない
- 社員化したあとの給与を逆算して、派遣時給が決まっていることがある
紹介予定派遣の派遣期間は最大6ヶ月なので、時給交渉はしない方が無難かも。
ただ、IT系や経理などの正社員でも人気がある職種の場合、社員になったときの待遇を含めて、相談してみてもいいかも。
ここで応じてくれなかったら、正社員で探す道も十分にありますから。
紹介予定派遣については、「紹介予定派遣ってどうなの?メリットがある人、ない人」で詳しく解説しています。
まとめ
- 派遣の就業前でも時給交渉は可能な場合がある
- 一番交渉しやすいタイミングは、お仕事紹介のとき
- リスクをどこまで取れるかで、交渉をどこまでやるかを決める
- 今は派遣も人手不足。仮に交渉失敗しても別の仕事を探すもあり
- 交渉失敗で仕事紹介がなくなったり、希望外の仕事しか紹介がない場合は他社に登録しよう