なぜ「派遣バイトはやめたほうがいい?」といわれるの?

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派遣バイトはやめたほうがいい?
悩み
  • 派遣バイトはなぜやめたほうがいいと言われるの?
  • 派遣バイトと普通のバイトの違いは?
  • 私は派遣バイトに向いている?

単発で働きたい場合、実は「派遣バイト」は大きな選択肢なんです。

というのも、単発の仕事は派遣会社が取りまとめていることが多いから。

なので、ちゃんと特徴を押さえることができれば、派遣バイトをうまく使うことができます。

一方で、長期(3ヶ月以上)で働きたい場合はそこまでおすすめではありません。

この記事を読むと、派遣バイトの特徴がわかり、選ぶべきかどうかを判断できますよ。

ざっくりまとめると
  • 単発で気軽に働きたいなら派遣バイトはおすすめ
  • 大手派遣会社はあまり取り扱っていない
  • 長期で働きたい人にはおすすめしません
  • 給与がすぐもらえるなどメリットはある
目次

派遣バイトとアルバイトの違い

派遣バイトと普通のアルバイトの違いはこちら↓

派遣バイト
派遣会社に登録して(雇われて)どこかの会社へ派遣される仕組み

派遣バイトの仕組み(派遣)

ふつうのアルバイト
働く先で直接雇われる

派遣バイト仕組み2

要は「雇用主が違うよ」ということです。

雇用主が違うと、給与や交通費の支払い、手続きなどがいろいろ変わるんですよね。

どっちがいいかというのは、会社によります。

そもそも派遣バイトとは?

派遣バイトという言葉は、実は正式にはありません。

「派遣会社に登録して、単発の仕事をする」

ということが、若い人を中心に派遣バイトと呼ばれています。

「バイトのつもりで応募したら、派遣会社の募集だった」ってこともあるよ。

スーも実は経験しました 笑

「ん?私は派遣社員なのか」と派遣当日に気づいたのんき者です。。

派遣バイトができる人

派遣バイトの場合、単発のお仕事をしたいと考える人も多いですよね。

でも、法律で30日以下の業務は、制限が厳しくあるんです。

ただ、例外もありますよ。

30日以上の仕事だったり、派遣会社と30日以上の雇用契約を結ぶなら問題ないよ。

日雇い派遣の例外な「人」

  • 昼間学校へ通っている学生(休学中や通信教育、夜間は含まれない)
  • 60歳以上
  • 世帯年収が500万円以上の生計者じゃない人
  • 生業収入が500万円以上で、副業で単発をしたい人

日雇い派遣の例外な「業務」

  • 通訳翻訳
  • 秘書
  • 調査
  • デモストレーション
  • 受付・案内
    など

詳しくは、厚生労働省のこちらのページを見てください。

「派遣バイトはやめたほうがいい」と言われる7つのデメリット

対象者だとしても、派遣バイトはやめたほうがいいと言われることがあります。

その理由は主に以下の7つです。

7つの理由
  • 長期には向いていない
  • 軽作業系が多い
  • 大手派遣会社は単発の仕事が少ない
  • 交通費がでないことも
  • 直前に募集があるのでスケジュールしにくい
  • 派遣会社からの連絡がしつこい
  • 職場環境に当たりハズレがある

長期には向いていない

派遣バイトの場合、単発や1週間などの短い仕事が多くなりがち。

働く場所が都度変わるので、人によってはそれなりのストレス。

長期で働きたい場合は、ふつうのアルバイトの方も検討したほうがいいです。

パート・アルバイトと派遣、どっちを選ぶかについては、「派遣とパートどう違う?違いの10番勝負!」で詳しく解説しています。

軽作業系が多い

単発のお仕事は、どうしても軽作業やイベント関連などの作業系の仕事が多いです。

その代わり、経験も問われないというメリットもありますよ。

派遣バイトでよくある仕事
  • 工場での作業補助
  • 受付スタッフ
  • 倉庫系業務
  • 配送のサポート
  • イベントの設営や撤去

大手派遣会社は単発の仕事が少ない

大手の派遣会社は、単発の仕事を積極的にしていません。

というのも、手間がかかるから^^;

大手派遣会社ほど法令遵守の姿勢があり、「この人は日雇い派遣禁止の例外?」というのをちゃんと確認しているんですね。

単発案件をする工数と利益が割にあわないので、あまり積極的にしません。

一方で単発を専門的にする会社もあります。

交通費がないことも

単発の仕事は、交通費がつかないことが多いんです。

長期のアルバイトや派遣は、同一労働同一賃金で交通費はだいたい支給。

単発が多い派遣バイトは、交通費が出ないことが多いので要注意。

直前に募集があるのでスケジュールしにくい

派遣バイトの仕事は、事前にわかっているものもあれば、「欠員対応」など直前に依頼がくることも。

もちろん都合が悪ければ断ってOK

派遣会社からの連絡がしつこい

欠員対応や急なキャンセルで後任探しが多いので、派遣会社からの連絡がよくくることも。

自分の希望外の連絡も多い傾向にあります。(当たって砕けろ精神)

派遣先に当たりハズレがある

単発のスタッフがほしい職場は、いわば「不人気職種」だったりします。

もしくは、イベント設営など一時的に人が必要なケース。

毎回来る人が違うので、派遣先の会社も管理で苦労した経験があります^^;(当日こないとか、トラブル起こしたとか)

そのため、威圧的に対応する人もたまにいます。

派遣バイトはメリットもある 7つ

デメリットもある派遣バイトですが、実はメリットもたくさんあります。

自分に当てはまるなら、検討する価値ありです。

7つのメリット
  • 時給が比較的高め
  • 即日払いなど給与がすぐもらえる
  • 仕事が豊富で選べる
  • 服装やヘアスタイルが自由
  • 好きなときにすぐ働ける
  • 面接不要ですぐ働ける
  • 手続きが楽

時給が比較的高め

派遣は、アルバイトに比べて比較的時給が高い傾向にあります。

単発ではなく短期のお仕事などはアルバイトより高めです。

しっかりチェックする必要はありますが、メリットとして押さえておいてくださいね。

即日払いなど給与がすぐもらえる

一般的なアルバイトや派遣の場合、月イチ支払いがメインですが、派遣バイトの場合は支払いが早いのも特徴

もちろん派遣会社によりますので、しっかり確認です。

単発の仕事をメインにしている会社は、1ヶ月も待たせるところは少ないはず。

仕事が豊富で選べる

今は絶賛人手不足なので、さまざまな仕事が紹介されるのもメリット。

場所や仕事内容、働ける日など希望を伝えて、自分にフィットした仕事を選ぶことができます。

人気のある仕事は、決まらないこともあるよ。

服装やヘアスタイルが自由

多くの派遣バイトは、服装やヘアスタイルに規制がありません。

仕事内容によるものですが、接客やオフィスワークの中には、「オフィスカジュアルで」「明るすぎるヘアカラー、ネイルはNG」など細かい条件があります。

短期・単発の場合、そのあたりの規定は緩め。

好きなときにすぐ働ける

「暇が出来たから明日バイトしたいな」が叶うのも派遣バイトのいいところ。

単発の仕事は、毎日のようにありますから、派遣会社に連絡すれば何かしら紹介してもらえるはず。

複数の派遣会社に登録しておくと、さらに安心です。

面接不要ですぐ働ける

ふつうのアルバイトや派遣は、面接みたいなのが実施され、合否を待つことがあります。

けど、派遣バイトの仕事は「面接不要」が多いのも特徴

余計な手間なく、仕事がさっと見つかるのは嬉しいポイント。

派遣バイトでも長期の仕事になると、面接があるよ。

手続きが楽

派遣会社に登録さえすれば、給与手続きなどが一回で終わります。

ふつうのアルバイトの場合、働く先と雇用契約を結ぶので、都度手続きが発生します。

それが不要なのが楽できるポイント。

派遣バイトで働くときの注意点3つ

派遣バイトで働く場合、以下の3つに注意してください。

条件をしっかり確認

「単発だから」と仕事内容を雑にみないでくださいね。

交通費や残業の有無、服装規定などをチェックです。

仕事を受けた後に「スーツで」とか言われたら困ることあるよね。

しっかり内容はチェック!

ドタキャンすると次がない

当日や前日にキャンセルしてしまうと、次の仕事紹介がなくなります。

もちろん体調不良や自分に原因がないことでの理由は仕方ありません。

理由を伝えて、謝罪しておきましょう。

単発の仕事は、ドタキャンする人が一定数いるんです。

派遣会社は、それを埋めるのがとても大変なので、できるだけ信頼できる人に依頼したいというわけ。

最短支払いに手数料がかかることも

翌日や翌々日に給与を支払ってくれる会社なんだけど、手数料が取られることがあります

派遣会社に登録する場合、給与の支払い規定も確認するようにしましょう。

給与の支払いタイミング

派遣バイトの場合、給与の支払いにいくつかパターンがあります。

即日払い

働いた当日に現金支給される

日払い

翌日~2・3日後に支払いがある

週払い

一週間分を翌週に纏めて支払い

月払い

1ヶ月分を纏めて翌月に支払い

支払い方法を選べる派遣会社もあれば、選べないところも。

短期・単発の専門は、選べる事が多いです。

しっかり事前に確認しましょう。

大手派遣会社とよばれる会社は、月払いしか対応していないケースが多いので注意してね

派遣バイトが向いている人

派遣バイトが向いている人は、ずばり「単発で働きたい人」です。

単発のお仕事って、募集する企業も大変なので、派遣会社をよく頼ります。

人を集めるのは大変だし、給与の支払いも大変なのでね。(マイナンバーカードの登録とか)

  • 空いた時間だけ働きたい
  • 夏休みなど休暇の間だけ働きたい
  • 副業としてやりたい
  • 学生の間だけ働きたい

上記のような理由がある人は、派遣バイトでメリットを受けられるはずです。

長期的に働きたい場合、ふつうのアルバイトか派遣を選ぶ方がメリットがあります。

  • じっくり仕事を選びたい
  • 安定的に長く働きたい
  • スケジュールは余裕を持って知りたい
  • 将来的に時給交渉もできるところがいい
  • 交通費は必ず支給してほしい

派遣バイトをするまでのステップ

派遣バイトをするまでのステップは以下のとおり。

派遣会社を探す

派遣会社をまずは探しましょう。

タウンワークなどで「単発」と「エリア」で検索してください。

仕事情報を出しているところは、だいたい派遣会社です。(念のため確認はして)

気になる仕事があれば、そこから応募してみてくださいね。

派遣会社に登録する

派遣バイトの場合、面接とかがないので、登録時に給与支払い口座など働き始めるための諸手続きが行われます。

来社を求められることもあれば、Webや電話だけでOKの場合も。

面倒だけど、来社を求める会社はしっかりしている可能性があるよ

仕事が紹介される

電話やメールなどで仕事紹介がスタートします。

自分で応募するのもありです。

注意したいのは、「いつ仕事が決まるのか」です。

すぐ決定する場合もあれば、少し先の仕事だと待たされることも。

決定連絡がいつあるのかは、しっかり確認しておきましょう。

そうじゃないと、複数応募とかができないですよね。

仕事を受けると、集合場所などの説明があるよ。

仕事が終わったらどうしたらいいかも、念のために確認しておくと安心。

仕事スタート

派遣バイトの場合、一般的な派遣と違って「職場見学」が実施されることは稀。

ほぼ、即スタートになります。

当日指定された場所へ行って、お仕事スタートです。

就業場所には、派遣会社の担当がいてアテンドすることもあるよ。

仕事おわり

予定の時間になったら派遣先の人から仕事終了が告げられます。

「残業あり」となっている場合は、ちょっと様子見です。

たまに「終わったら連絡してね!」という派遣会社もあります。

給与の支給

仕事が終わったら給与の支給がされます。

現金支給を選択した場合、その場でもらうこともあれば、支店に赴く必要もあります。

銀行振込の場合は、振込予定日に確認してくださいね。(念のため)

大手派遣会社は単発がそこまで得意じゃない

大手派遣会社は、短期単発の仕事を多く扱ってはいません。(特に単発は)

全く扱っていないわけではないのですが、専門や得意としている会社に比べて、以下のようなビハインドがあります。

  • 仕事数がそんなに多くない→すぐに働けないってこと
  • 給与支払いが月イチが多い
  • 単発を継続的にやりたい人には向いていない
    →次々に仕事があるわけではない

なので、短期単発が得意な会社は、中小や中堅どころ。

探す時は、派遣バイト(短期・単発)をしたい場合、求人サイトで見つける方がよいです。

最近だと、タイミーとかで働く人が増えていますよ。

気になる方は探してみてくださいね。

求人サイトを使うときの注意点

求人サイトは「派遣会社」ではありません。

掲載されている仕事は、どこかの派遣会社が持っている仕事です。

もちろん、求人サイトも「なんでも掲載OK」とはしていませんし、怪しい会社(派遣事業許可が無いとか)は無いはず。

でも念のため、応募前に派遣会社のホームページをチェックしておいてくださいね

たまに「単発」で検索すると、派遣会社じゃなくて普通の企業が募集かけていることもあるよ。

ただ、「今後も時間があれば単発したいな」と思うなら、単発の仕事をたっぷり持っている派遣会社に登録するほうがいいかも。

【経験談】派遣バイトで工場勤務をしてみた

スーの弟は、派遣バイトの経験が何度かあります。
(転職の合間にやってた)

少しだけその経験談をご紹介。

部品工場とパン工場の単発仕事を受けて派遣されてきました。

仕事探し~給与支払いまで

近所に単発が得意な派遣会社の支店を発見し、登録。

その日は、銀行口座など必要な手続きを済ませて帰宅。

翌日からお仕事メールが届くようになって、希望する仕事へ応募。

担当者から電話がきて、集合場所など説明を受ける。

当日、仕事する人がわらわらと集合し、派遣会社の担当者が点呼を開始。

工場まで行くバスに乗り込む(ここで派遣会社の担当とお別れ)

工場では、派遣先の指示に従って仕事をがんばる。

終わったらまたバスに乗って工場の最寄り駅まで。

解散。(特に派遣会社への連絡は不要)

数日したら給与が振り込まれていた

派遣先で「キツさ」は変わる

弟は、その時3回ほど単発の仕事をしました。

部品工場の仕事は、体力をある程度使う場面もあったけど、部品の仕分けや整理がメインだったので、そんなに辛くなかったそう。

職場の人もいい人で、「うちで働かない?」とスカウトされたとか 笑

もう一つは、パン工場。

こっちは、なかなか辛かったそう。

ここでは、担当する業務を頻繁に配置換え。

具材を乗せるだけなら楽だけど、揚げ物担当は熱くて気分悪くなったそうです。

工場のリーダー格の人も少し口が悪くて威圧的な人。

パワハラがあったわけではなく、ただ口調が強いって感じ。

「まぁ1日で終わるし、2度とこねー」と割り切って8時間の勤務が終了。

派遣会社についての感想

仕事紹介メールが頻繁に来ていて、希望があれば応募するのが基本のスタイル。

ただ、急な欠員が出た場合は、派遣会社の人から電話が来たそうです。

給与は、希望すれば当日現金払いをしてくれた会社ですが、弟は銀行振込でお願いしていました。(選べた)

転職が決まったと伝えたら、連絡はこなくなったそうです。

派遣会社に対しては、可もなく不可もなく、といった印象。

派遣バイトのよくある質問

派遣バイトのよくある質問をご紹介します。

Web登録だけでも働ける?

派遣会社によりますが、Web登録だけでOKという会社も結構あります。

ちゃんとした会社は来社を求めることが多いようですが、遠隔地の場合は別の方法をとることもあるようです。

何社くらい登録すればいい?

一社登録してみて、希望の仕事紹介がたくさんあるなら、1社で十分です。

単発の仕事は依頼が多いので、複数に登録すると対応が大変かもしれません。

仕事紹介が少ない場合は、もう1社登録しておきましょう。

とりあえず登録だけでもいい?

大丈夫です。

働きたくなったら仕事に応募する、派遣会社に連絡し仕事を紹介してもらえばOK

派遣先にはひとりで行くの?不安

大体の場合は、派遣会社の人が一緒に行くか、慣れている派遣社員と一緒に行くかになると思います。

たまにどうしても都合がつかなくて、一人で行ってねということも。

でも派遣先の人も、派遣スタッフの受け入れに慣れているので、安心していいですよ。

「本日、◯◯派遣会社より来ました、スーと申します」みたいな挨拶でコンタクトすれば、あとは派遣先が対応してくれるよ。

ブラック企業とかに派遣されない?

暴力を振るう、サービス残業させる、違法なことをしている企業には、派遣されないはずです。

派遣会社も信用問題がありますので、問題がある企業とは取引しません。

とはいえ、こんな人が派遣先にいることも。

  • なんか怖い
  • 声が大きい
  • とっつきにくい

派遣バイトに限ったわけじゃないですが、会社には色んな人がいますからね。

一方で、とても親切な派遣先の人もいるんです。

  • 笑顔で迎え入れてくれる
  • 休憩や作業状況など気を使ってくれる
  • 差し入れをくれた

サービス残業させられたら、派遣会社にいいましょう。

給与の支払い義務は、派遣会社にあるので支払ってくれるはずです。

「派遣バイトはやめたほうがいい?」のまとめ

結論、好きなときに都合に合わせて単発の仕事をしたいなら、派遣バイトはおすすめです。

というのも、単発が得意な会社に登録しておくと、たくさん仕事があるし、給与の支払いがフレキシブルだから。

派遣先の当たり外れはあるかもしれませんが、「自分の中でアタリ」を見つけたら、そこの仕事を受け続ける方法もあります。

単発の仕事で、1日で終わるものですから、考えすぎずにチャレンジしてみていいかなと思いますよ。

まずは、どんな仕事があるか求人サイトで探してみてください!

応援しています^^

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