「派遣登録で気をつける」といいこと7つを解説

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派遣登録できをつけること
悩み
  • 派遣登録で気をつけることってあるの?
  • どんなスタンスでいけばいい?
  • 派遣登録はどんな服装で行くの?

この記事は、このようなお悩みにお答えします。

実は、派遣登録をうまくやるとその後の仕事紹介や進み方が変わります

なぜなら、派遣社員は「派遣会社の社員として」派遣されるので、派遣会社は慎重なんですね。

この記事では、派遣で働くことがスムーズに進む派遣登録で気をつけることを解説します。

ざっくりまとめると
  • 派遣登録では、「信頼できるか」を見られている
  • お客様気分で出向くと仕事紹介が少なくなる
  • いい印象を与えられれば、不利な条件でも紹介があることも
  • 登録後に注意することもある
目次

「派遣登録の対応」が大事なわけ

派遣登録は、職歴や希望を詳しく伝えるだけの場ではありません。

「この人に仕事を紹介しても大丈夫?」

というのが判断される面談です。

というのも、派遣社員は派遣会社の社員として派遣されるわけですから、いわば「会社の顔」みたいな存在になるんです。

信用できない人を派遣するわけにはいかないのですよ。

派遣登録の担当者の視点
  • 責任持って仕事をしてくれる?
  • トラブルを起こすような要素あるかな
  • 「派遣だから」と安易に仕事放棄しない?

派遣会社もいろんな経験してるので、何かと慎重。

トラブルがあると、関係者が困るし、派遣先から派遣の案件をもらえなくなる、という胸のうちがあるんです。

なので、派遣登録は、履歴書や職務経歴書だけでは見えないところをチェックされる場として考えてくださいね。

逆に言えば、上手くやると「仕事をぜひ紹介したい人」になる、ということ。

未経験の場合、特に人柄の要素は強くなるから、ここでアピール!

派遣登録で損する人・得する人

「派遣なんだから」と軽く見て派遣登録に行くと、応募するけど全然通らない、紹介がない、なんてことも。

損する人

  • 学生アルバイト感覚でテキトーに対応
  • やたら上から目線で対応
  • 派遣会社への不信感をあらわにする

派遣会社への対応は、「派遣先でもこんな対応をしそう」と受け取られます。

いくら経歴がすごくても不安がでてしまうんですね。

派遣会社のウワサやこれまでの経験で、派遣会社に噛みつきなることもあるかもしれません。

でも、目的は「仕事に就くこと」です。

ここで躓くのはもったいない!

初対面の印象は半年続くとも言われているよ。

得する人

  • 真摯で丁寧
  • ビジネス的にしっかり接する
  • 笑顔で好感がもてる

要は相手によい印象を残せる人は、「仕事を紹介したい人」になります

コーディネーターも「この人にうちで働いてもらいたい!」と思わせることです。

これは、経歴がそんなになくてもできたりするんですよ。

仕事は、チームワークでやることがほとんど。

人柄の良さや安定感が大きな長所になるんですね。

媚びを売るわけではなくて、「初対面の同僚と接する」ぐらいな気持ちだよ。

派遣登録で気をつけること7つ

派遣登録で気をつけること7つを解説します。

身だしなみはセミフォーマル

身だしなみは大事です。

「この人はオン・オフをちゃんとわきまえている?」

といったことを判断されます。

ジャケットを着用し、パンプスやローファーなどがおすすめです。

避けたいこと

  • カジュアル過ぎる格好
  • きつめの香水
  • 剥げたネイル
  • スニーカーやサンダル

髪の色はどうする?

金融系や家電など、特定の業界はお客様への印象から髪色の明るさに敏感だったりします。

ただ、そうゆう職場を望んではいないし、服装にうるさくない職場がいいなと思うなら、この時点で黒髪にする必要はありません。

髪をまとめておいたり、服装をよりフォーマルに寄せるなど、「きちっと感」を見せることができればOKです。

言葉遣いに気をつけて

言葉遣いは、敬語一択です。

派遣先では、いろんな人と関わります。

ちゃんと社会人として接することができるか見られるところです。

たまにいきなりタメ口やカジュアル過ぎる人がいますが、よい印象にはなりません。

会話のキャッチボールは大事

敬語ができても、会話のキャッチボールができない人は、意外といます。

「コミュニケーションはスムーズに取れるのか」は重要なポイント。

  • 聞いたことへの回答を端的にできる
  • 的はずれな回答はしない
  • 相手が話しているときは、よく聞いている
  • 相手の話に被せない
  • 説明が多すぎる、シンプル過ぎる

聞かれたことには、まず回答を。それから説明、だと相手も理解しやすいよ。

職歴を伝えきる

転職が初めて、または久しい人に多いのですが、職歴がシンプル過ぎるときがあります。

派遣会社のコーディネーターは、すごく細かい職歴までチェックするんですよ。

というのも、「ドンピシャな経験はないけど、この経験は活かせそうだ」みたいに、できるだけ希望のお仕事を紹介したいから。

なので「職歴」を伝えると言うより、「業務」を伝えきる気持ちでいてくださいね。

一例

× 一般事務
データ入力、電話対応など

◯ 一般事務
基幹システムへの入力◯◯件/日 保管義務のある書類のファイリング/電話対応(社内と社外)物品の発注と請求管理◯◯件/月

職歴の伝え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

職歴は盛らない・嘘をつかない

未経験の仕事に就きたい、希望する仕事を紹介してほしいからと言って、職歴を盛るのもNG。

職場見学などでしっかりバレます^^;

なんとか入社してもトラブルの原因になることも。

「申告していた職歴となんか違うぞ」と思われると、もう仕事の紹介はありません。

信用がなくなるので、気をつけましょう。

希望はしっかり伝える

派遣で仕事する場合、業務内容だけではなく、勤務地や時給、働く時間や残業など細かい希望があるかと思います。

希望は自分の中でクリアにしておいて、登録時にしっかり伝えましょう。

そして重要なのが優先順位をつけること!

全部の条件が当てはまる仕事がベストですが、条件次第では見つかるまでに時間がかかります。

優先順位がわかっていると、コーディネーターも「業務内容は希望通りだけど、この人は勤務地が最優先だから、別の仕事を探そう」と判断しやすくなります。

希望や優先順位が曖昧だと、紹介される仕事を断ることが続いてしまい、だんだんと紹介されなくなっちゃうから気をつけて!

遅刻・無断キャンセルはしない

社会人として約束を守れるかというのが、この辺でジャッジされます。

もし交通機関の問題でどうしても遅れるなら、事前に電話しておきましょう。

このときのポイントは、どのくらいで着くのかを伝えることです。

そして、想定より少し多く申告すること。

15分と予測するなら、20分か25分で伝える。

遅刻の遅刻はよくないですからね。

無断キャンセルをしてしまうと、もう次がありません。

体調不良など急にいけない時は、なるべく連絡をいれましょう。

登録会は、時間に余裕をもっていくことをおすすめします。

「時間を守れるのか」もチェックされることあるから。

【手段別】派遣登録で気をつけるポイント

コロナをきっかけに派遣登録も対面以外が増えました。

それぞれの注意点を解説しますね。

対面での登録

一番アピールもしやすいし、気を抜くと悪印象にもなるのが対面での登録。

身だしなみはもちろんですが、笑顔や適度な相槌など話しやすい雰囲気でいるといいでしょう。

派遣登録については、「【派遣登録のトリセツ】最初が肝心。損をしない方法」で詳しく解説しています。

電話登録

電話登録のポイントは、「声」と「会話のキャッチボール」。

目の前に相手がいないので、印象は声で伝わります。

また、相手の表情が見えないので会話のタイミングがつかみにくいです。

以上を踏まえてのポイントはこちら

  • 少し大きめの声で、クリアに伝えることを意識
  • 相手の話をよく聞いてから、話し出す
  • いつもより、少し明るく話すことを心がける

オンライン登録

Webのツールを介して登録する場合、顔出しするかと思います。

目の前に相手がいないからと、ちょっと気が抜けがちになることもあるので気をつけて。

対面だと思って、表情や見えるところの身だしなみを整えてくださいね。

オンラインの場合、以下の点を気をつけて

  • 顔が明るく見えるように照明を意識
  • 画面と自分の顔の距離を予め見ておく
  • ネット回線のチェック

ネット回線の問題でよく聞き取れなかった場合は、もう一度聞くようにしよう。あとでメールで確認してもOK

派遣登録が済んでから気をつけること3つ

派遣登録が終わっても、少し意識したい点を簡単にお伝えします。

レスポンスをよくする

派遣登録が終わると、仕事の紹介や職歴についての追加質問がきたりします。

その時は、なるべく早めにレスポンスすることを意識してください。

レスポンスをよくするだけで、実はこんなメリットが↓

  • 信頼できる人に見られる
  • 仕事もきっとできるんだろうと思われる
  • 話がサクサク進む

仕事の検討期間は1日で

派遣登録時にお仕事紹介をされることが多いですが、検討している場合は1日程度で回答するようにしましょう。

あまり待たせていると、他の人で決まったり、他社の派遣社員で決定したということにも。

仕事を断るときは感じよく

紹介された仕事が希望するものではない、検討してみたけどパス!ってなった場合、相手に以下のことを伝えましょう。

  • 紹介してくれたお礼
  • 断った理由(明確)
  • 改めて優先しているポイント

やみくもに断っていると、仕事の紹介量が減ってくるので、「なぜ断ったのか」を明確に伝えておきましょう。

たとえ、派遣登録で伝えたことと全然違う仕事を紹介されても、「すみません、◯◯重視なんです」と冷静に伝えよう。

イライラや怒りを伝えると、良いことになりません。

目的の「希望の仕事を紹介してもらう」を忘れないでね。

派遣登録のメリットとデメリット

派遣登録するメリットとデメリットについて簡単にご紹介します。

メリット

主なメリットは3つです。

応募した仕事が紹介されやすい

派遣登録を終えていると、仕事がスムーズに進みやすくなります。

というのも、派遣登録前の問い合わせだと、人材要件にぴったりでも企業に紹介することができません

本人確認や誓約書の取り交わしが済んでいないためです。

派遣登録を待っている間に、別の候補者で進むことは少なくないですよ。

登録だけ受けられる福利厚生がある

派遣会社によりますが、働いていなくても登録するだけで受けられる福利厚生ってあるんです。

例えば、テンプスタッフの場合は以下のようなサービスが受けられます。

  • 無料のeラーニング
  • 旅行やレジャーの割引
  • カルチャーセンターの割引
    など

派遣会社の対応がわかる

派遣会社は雇用主となりますから、どんな会社なのか、どんな人が働いているか気になりますよね。

私も初めて働く時は、2社登録したのですが雰囲気は全然違っていました。

「なんかいいな」と思った方で仕事は決定。

派遣社員に対してどんな対応をするのかが、垣間見れる場にもなるんです。

デメリット

デメリットもあります。

手間がかかる

仕事を探し、うまく行けば雇用契約を結ぶわけですから、登録手続きには手間と時間がかかります。

にも関わらず、仕事が紹介されないや決まらないといったリスクも。

登録削除が簡単ではない

その会社で働いたことがなければ、「登録情報を削除してください」で済みます。(拒否するほうが問題です)

ただ、働いたことがある場合、法律の定めで何年間か記録を保管しなければならず、削除ができません。

他で仕事が決まっても、気にしないようでしたらそのまま登録しててもいいかと思います。

派遣登録のよくある質問

派遣登録に関するよくある質問について回答します。

複数の派遣会社に登録してもOK?

OKです。

40代や時短・週3日とかを希望する場合は、むしろ複数社の登録をおすすめしています。

詳しくは、「40代は派遣かパートどっちがいい?タイプ別におすすめを紹介」で解説しています。

すぐには働けないんだけど、派遣登録だけしてもいい?

登録は基本的にいつでもできます。

ただ、2ヶ月以上先にしか働けないや、今は派遣を考えていない場合は、派遣登録はおすすめしません

というのも、仕事紹介は登録時が一番たくさん来るんですよ。

派遣の場合、「なるべく早くきてほしい」が多いので、すぐ働ける人が優先されます。

なので、「1ヶ月以内に働ける見通しが経った段階」が登録するタイミングかなと思います。

派遣登録に年齢制限はある?

明確に年齢制限を打ち出している会社は、かなり少ないと思います。(私は見たことがないです)

ただ、60歳以上だとほぼ仕事がないから登録に積極的に誘導しない、みたいなことは聞いたことがあります。

あと、不景気のときに某大手派遣会社が、「登録する人を制限している」という噂はありました。

他の派遣会社で仕事が進んでいるけど、登録時に伝えるべき?

状況は伝えておいたほうがいいかなとは思います。

相手もそれを考慮しながら、進捗確認を行うと思います。

他社の仕事の優先順位が高くなければ、「こちらの仕事を優先したい」と伝えておくとよいですよ。

登録時に紹介された仕事は、その場で決めないとダメ?

持ち返って検討して全然大丈夫。

しっかり会社のHPや通勤経路などをチェックして、決めても問題ありません。

ただ、募集締切が近いなどの理由で急かされる時もあります。

その時は、コーディネーターと相談してみてくださいね。

派遣登録したのに紹介ががありません

理由はいくつか考えられます。

  • 希望している条件が市場と乖離している
  • 年齢や職歴等で紹介できる仕事が少ない
  • そもそも派遣会社が小さくて案件が少ない
    など

この場合、以下を試してみてください。

  • 自分からその会社の仕事に応募する
  • 別の派遣会社へ登録する
  • 条件を緩和する

紹介された仕事が希望と違う。その場で断ってもいい?

大丈夫です。

断るときのポイントは、理由をクリアに伝えることです

そうすることで、コーディネーターはあなたが優先しているもの、絶対に譲れないものが理解できます。

派遣登録は、認識をすり合わせる場でもありますから、遠慮せずにコミュニケーションをとりましょう。

ご紹介ありがとうございます。でも、この勤務地は少し遠くて・・

まだ派遣での仕事探しを始めたばかりなので、もう少し探したいです

人事

なるほど。では、勤務地はどの辺までなら大丈夫ですか? 通勤時間など希望があれば・・

派遣登録をしたのに応募した仕事を紹介してもらえないことありますか?

これは、残念ながらありえます。

主な理由はこちら。

  • 他の候補者で進んでしまった(「お取り置き」みたいのは基本できません)
  • 他社の派遣社員で決定してしまった
  • 派遣登録の結果、スキルや経験が足りなかった

仕事紹介がない場合、「派遣登録会に落ちるサイン?落ちる人の特徴と対策!」を読んでみてくださいね。

派遣登録していた方がいい会社はどこ?

派遣登録の候補をご紹介します。

安心の大手がいい

大手は、業界最大手のテンプスタッフがおすすめ。

  • 仕事の件数が多い
  • コンプライアンスがしっかりしている
  • 福利厚生が充実

大手は全国展開していますが、地方がそこまで強くないことが多いんです。

でもテンプスタッフは、地方も強いが特徴。

登録しておくべき派遣会社と言えます。

>>テンプスタッフの公式サイトはこちら

テンプスタッフの評判が気になる方は、「テンプスタッフのリアルな評判│口コミ紹介&他社比較!」をご覧ください。

大手の仕事を紹介してほしい

大手の仕事は、テンプスタッフもたくさんあるのですが、登録者数も最大級なのでライバルが多め。

今注目のマイナビスタッフへの登録もおすすめです。

中堅ではありますが、母体があのマイナビなので安心。

  • 新卒での知名度を活かして大手案件が多い
  • マスコミ業界に強い
  • 学校案件も豊富
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※マイナビのプロモーションを含みます。

外資系で働きたい

外資系で働きたい場合、外資系の派遣会社登録も検討してみてください。

外資系の企業は、独特なグローバルのつながりで外資系のお仕事が多いです。

おすすめは、スイスが本社のアデコです。

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派遣登録で気をつけること まとめ

  • 派遣登録は、「信頼できる人」かがチェックされている
  • 派遣登録の印象が仕事紹介の量に関わってくる
  • スキル・経験は伝えきる
  • 派遣社員は「派遣会社の社員」ということを忘れないで
  • 経験が少なくても、人柄をアピールできるチャンス

派遣登録には、気をつけておいたほうがいいことがいくつかあります。

それは、希望の仕事を紹介してもらい、よい仕事を得るためなんです。

「派遣」は一種のサービス。

うまく使ってくださいね。

応援しています!

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