派遣の更新確認が早すぎるのはなぜ?逆に遅いのはなんで?

この記事にはプロモーションが含まれることがあります
派遣の更新が早すぎる

派遣のお仕事につきものなのは、契約更新。

悩み
  • 更新確認が早すぎない?
  • 今、決定できないよ
  • 更新確認の連絡がこないんだけど・・

早すぎても遅すぎても、困ったり不安になったりしますよね。

この記事では、更新確認のタイミングが早すぎる・遅すぎる原因について解説します。

目次

一般的な契約更新のスケジュール

一般的な契約更新の確認は、契約終了日の45日前ぐらいに行われます

30日前には、契約更新有無をはっきりさせる必要があるからです。

派遣会社や派遣先都合で契約更新しなかった場合、30日を切ると休業手当を支払わないといけないから。

なので、45日前くらいに派遣社員と派遣先に更新の意思確認をしてます。

遅くとも30日前までに確定させるというスケジュール。

ただ、事情があり2ヶ月前くらいに更新確認がきたりすることも。

逆に、ギリギリまで連絡がなかったりすることもあります。

契約更新が早すぎる理由

2ヶ月前の契約更新って、早いなと感じる人もいると思います。

「まだ決めきれない!」こともあれば、「なんでこんなに早く?」と不安になる場合もありますよね。

契約更新のタイミングが早い理由はこちら。

更新が早い理由
  • 派遣会社の営業の担当している派遣社員が多いから
  • 更新有無を早く確認したい、という派遣会社の都合
  • もうすぐ働き始めて3年が近い
  • 何かしら注意してほしいことがある
  • 派遣先の方針が曖昧になってきた

1.派遣会社の営業の担当している派遣社員が多いから

派遣業界ではあるあるです。

特に派遣社員の人口が多い都市圏だと、営業が120名くらい担当しているケースもあります。

同じ派遣先ならまだいいんですが、それぞれ違う会社にいる派遣社員を訪問して、更新確認を取っていくので時間がかかる。

なので、早めに更新確認を始めるため、順番によっては早めに回ってきます。

2.更新有無を早く確認したい、という派遣会社の都合

1との違いは、担当する派遣社員数に関係なく行われる場合があるということ。

派遣会社の売上は、働いてくれる派遣社員数と密接に関係します。

なので「この契約限りで辞めたいと考える派遣社員」を早めに確認し、後任を入れたいわけです。

なぜかというと、後任ポジションを他の派遣会社に奪われたくないから。

派遣会社は、椅子取りゲームみたいに席取りをしているんです。

辞めることが早めにわかれば、他社に先んじて後任者を紹介し、席をキープしたいという思惑が派遣会社にあるわけです。

3.もうすぐ働き始めて3年が近い

派遣法では、同じ派遣先(の部署)で働けるのは3年までと決まっています。

3年以上は働くことができないので、その後の方針について相談したい場合、早く確認がくるケースがあります

ただ、これはちょっと複雑。

次の仕事どうする?などの話もあれば、「無期雇用派遣」にならないか?というオファーの場合も。

無期雇用派遣は、派遣会社と雇用期間を特に決めずに雇用契約を結ぶ派遣のこと。

この無期雇用派遣になると、3年を超えても同じ派遣先で働きつづけることが可能。

ただ、無期雇用派遣は誰でも慣れるわけではなくて、また派遣会社によって方針が異なるんです。

詳しくは、「【デメリットしかない?】無期雇用派遣に選んでいい人・ダメな人」で解説しています。

4.何かしら注意してほしいことがある

派遣先から、勤務態度や仕事ぶりについて相談が派遣会社に入った場合、早めに更新確認を取ってくることがあります。

といっても、更新確認というのは名目だけで、注意を伝えたいんですね。

頑張ってくれないと次の更新が危ないよ、のサインだったりします。

派遣先からの注意は、早々に派遣社員にフィードバックしないと、更新が危うくなるので、早めに伝えて改善をお願いする、というわけです。

注意されても落ち込まないで

派遣社員への注意って、派遣先の人も悩んだりするんですよ。

自分の会社の社員じゃないし、どうやって注意しようかなぁって。

自社の社員だったら、直接伝えるでしょう。

「直接言われないのは、なんだかなぁ」と思うかもしれませんが、いろいろ考慮して、派遣会社を通してきたということです。

なので、必要以上に気にせずに注意されたことを直していけばいいんです。

もちろん、内容が理不尽で変だなと思ったら、仕事を変えることを検討したほうがいいですけどね。

反論するなら、冷静に論理的に返して。

そうなると相手も聞く耳を持つことが多いので、意識してみてください。

5.派遣先の方針が曖昧になってきた

長期の仕事でオファーを受けたのに、派遣先の都合で契約更新が曖昧になってきた場合、先に派遣社員の意思確認をしておこう、という場合もあります。

急な不景気による人員削減や部署の統廃合による人数調整が起こったりするんですね。

頻繁とは言いません。

なにか予想外の事が起きた、ときにです。

そうゆうときは、職場でも何かしらの話題(話題)が出たりすることもあります。

『早すぎる更新確認』のよくある質問

更新確認が早いと、いろいろ対応に困ったり、不安でてきますよね。

更新確認の返事はいつまで待たせられる?

2ヶ月近く前に聞かれても回答できない、ということはあると思います。

その場合は、保留にしていつまでに回答すればいいか担当者に聞きましょう。

聞き方例
  • 2ヶ月も先なので、びっくりしました。いつまでに回答すればいいですか?
  • 更新は問題ないと思いますが、念のため後で正式にお返事でもいいですか?

自分はOKだけど、派遣先はどうなの?

派遣会社に更新が正式に決まるのは、いつ頃か聞いておきましょう。

少なくとも30日前には決定するはずですが、スケジュールがわかっていれば無駄に心配する必要がありません。

30日前に告知しないと休業手当を支払う義務が、派遣会社に発生します。

30日切って「更新しません」って言ってきたら、休業手当について派遣会社に確認しましょう。

更新OKとしたけど、やっぱり辞めたい

こうゆうことが起きるのはゼロじゃないですよね^^;

その場合は、なるべく早くに派遣会社に連絡をしましょう。

もちろん契約満了した方がいいに越したことはないですが、どうしようもない理由もあるもの。

辞められないということは、ないはず。

ただ、理由によっては次の仕事を紹介してもらえないかもしれないので、別の派遣会社に登録を進めるなど準備を開始しておくといいです。

派遣をやめたい場合に関することは、「「派遣を辞めたい」のマニュアル」をご覧ください。

派遣先にも更新OKと伝わっている場合、ちょっと居心地が悪く感じるかもしれないけど、そこは割り切っていいよ。

有期契約という不安定な条件を受け入れているのは、派遣先も同じ。

イレギュラーは起こるものですから。

引き継ぎの準備を淡々と進めましょう

契約更新の連絡が遅い理由

早すぎるのも困るときありますが、遅いと心配にもなりますよね。

更新確認が遅れている理由はこちら

更新確認が遅い理由
  • 担当している派遣社員が多いから
  • 派遣先の方針が決まっていない
  • 営業担当者が忙しすぎて、後回しになった
  • 派遣先の担当者が忙しすぎて、連絡が遅れている
  • 予定していた期間で終了するため

1.担当している派遣社員が多いから

更新確認が早い理由と同じですが、担当している派遣社員が多いと順番が回ってくるのが遅くなることがあります。

特に順調に働いていて、前回の更新確認のときに辞めそうな気配がない人は、安心されて遅くなることも。

契約期間って人それぞれなんですが、やっぱり3月・6月・9月・12月が区切りになっている人が多いです。

なので、どうしても同じ時期に多くの派遣社員の更新確認をすることになるんですよね。

また、対面で行う場合、更新確認以外の悩み相談なども受けたりするので、どうしても15~30分、長い人で1時間ぐらい話すこともあります。

2.派遣先の方針が決まっていない

これも1と共通するのですが、理由がいろいろでてきます。

背景
  • 働きぶりに満足していなくて、派遣先が更新を迷っている
  • 派遣先の都合で、契約を延長できない可能性がでてきた
  • 業務内容変更の可能性がでてきた
  • 契約内容(就業場所とか勤務時間とか)の変更の可能性がでてきた
  • 派遣会社が料金交渉をしてきたので、検討している

派遣の更新確認って2つパターンがあるんです。

  • 派遣社員に先に意思を確認する→その後に派遣先
  • 派遣先に更新の意思を確認する→その後に派遣社員

2の流れを取っている場合、派遣先の意向が確認できないと派遣社員に連絡できないわけです。

3.営業担当者が忙しすぎて、後回しになった

派遣会社の担当者が忙しすぎるのが原因になっていることも。

派遣会社によりますが、働いている派遣社員のフォローだけではなく、新しい派遣社員の職場見学や派遣のお仕事をとってくる営業活動など、幅広く担っている営業担当者がいます。

または、トラブルが発生していて、その対応に追われているなど。

営業担当者個人の理由で、更新確認がギリギリになるケースがあります。

4.派遣先の担当者が忙しすぎて、連絡が遅れている

派遣先の担当者に延長の意思確認を取っているんだけど、相手が忙しすぎてなかなか返信をくれない、電話してもつかまらないケースです。

多くの派遣社員がいる会社だと、ひとりの派遣先の担当者にたくさんの派遣社員の意思確認が入るケースがあります。

それもひとつの派遣会社ではなくて、複数の派遣会社から連絡がきたりするので、追いつかない場合があるんです。

派遣会社の担当者は、連絡がなかなかもらえないから、派遣社員に更新確認の連絡をしにくい、というわけ。

5.予定していた期間で終了するため

期間限定の仕事や更新確認の前に契約終了がすでに合意(派遣社員と派遣先と派遣会社で)していた場合、更新確認の連絡はありません。

期間限定のお仕事の場合、「予定通り、お仕事はここで終了です」ということは、連絡くれるとは思います。

予期せぬ契約終了については、「派遣更新されない ショック!なんでなの?理由が知りたい」をご覧ください。

『更新確認がこない』のよくある質問

更新確認がこないのも不安になるし、予定が立てられないですよね。

更新確認の連絡が来なくて不安!

派遣会社の担当者に連絡してOKです。

電話でもメールでもいいので、「更新確認はいつ頃ありますか?」と聞いてみましょう。

スーも初めての派遣で初回の契約更新のときに、更新確認の連絡より先にお仕事紹介の電話がきたことがあるの

「更新してもらえなかったんだ!」とショックでした・・

結局、派遣会社のミスで無事に更新されましたけど

契約終了まで1ヶ月切っているのに連絡がない!

初回契約が3ヶ月未満のことってありますよね。

派遣法により、1ヶ月以上の契約は最初から結んでいる事が多いですが、3ヶ月未満のこともあります。

契約終了まで30日を切っている場合、派遣会社に連絡をしましょう。

一応ではあるんですが、契約更新するつもりであれば30日切っていても問題はないんです。(契約終了するなら休業手当ですが)

ただ、契約終了日の直前まで不安でいるのは嫌ですよね。

この場合は、「契約更新はどうなりますでしょうか?」と聞いちゃってOK。

契約更新しないつもりだけど、全然確認にこない。大丈夫?

もう契約を延長しないことを決めているのに、派遣会社が全然更新を確認しにこない場合、先に連絡を入れておくのもアリです。

待っていてもいいのですが、メールなどで契約の延長はしません、と伝えておくとスムーズに退職が進みます。

引き継ぎの準備に入ったり、仕事の調整や有給の消化など退職に伴うことを進められますし。

派遣会社と派遣先が「契約更新してくれるだろう」と思いこんでいて、いざ「契約更新しないよ」と伝えると、場合によっては「ちょっとだけ延長して」みたいなことがあったりします。

もしくは、契約終了が伝わらずに新しい仕事が振り分けられて、有給が取りにくくなったり・・

終了する場合は、ギリギリになると自分にも影響がでることがあるので、1ヶ月前までを目安に伝えるようにしましょう。

毎回の契約更新で不安になっちゃう場合

自分のライフスタイルに合わせて派遣を選んでいるなら問題ないですが、仕方なく派遣を選んでいると、毎回の契約更新に不安を感じることがありますよね。

3ヶ月おきにそんな気持ちになるのであれば、こっそり転職活動や副業に向けて動いてみてはいかがでしょうか?

派遣社員の場合、無期雇用派遣にならない限り、同じ派遣先では原則3年しか働けません。

次の派遣先を今の派遣会社が必ず見つけてくれるとも限りません。

次の職場も自分次第になり、年齢を重ねる毎に仕事は見つかりにくくなるのが現状です。

なので、プラン2を発動させてみませんか?

まずは転職サイトに登録してみる

転職サイトに登録すると、仕事のオファーが来たりします。

自分の経歴をしっかり入力することで、どんな会社であれば社員の道が開けるのかがわかります。

今すぐ転職で動かなくてもいいのですが、登録だけはしておきましょう。

スーの友人も40代で登録したら、いろいろとオファーがあったようです。

最初はリクナビNEXTに登録を

とりあえずリクナビNEXTに登録を。

登録者も多いですが、求人を出している企業もトップクラスで、人材紹介会社がスカウトしていることもあります。

仕事に就きやすい資格をとってみる

「一般事務」となると、ライバルが多い(派遣に限らず)のですが、年齢があまり関係なく募集のある仕事があります。

それを目指して資格取得を考えてみては?

下記は、派遣でもよく募集がある職業です。

一例
  • 経理
  • 医療事務
  • 証券事務
  • 介護
  • IT系

このあたりは、未経験でも資格をもっていれば、仕事をゲットするチャンスが高いです。

経理

経理は専門事務と言われていて、どの会社でも存在する部門。

でも専門知識を持っている人は多くない。

派遣でもよく募集しているし、未経験40代でも資格があったので、正社員になれた!という話も聞きました。

お金の勉強は、プライベートでも役立ちます。

  • 簿記3級(2級以上あると強い)※オススメ
  • ファイナンシャルプランナー

簿記の3級くらいであれば、オンライン講座でも取得可能。

クレアールは、リーズナブルなことと合格できなかった場合にWeb講義が1年間無料で受講できる保証制度があります。



クレアール簿記検定講座
科学的・合理的・経済的に日商簿記検定試験の合格が目指せます!詳しい資料を無料で急送します。

ファイナンシャルプランナーだと、保険会社からスカウトがくることもあるよ。

スーは、ファイナンシャルプランナーを持っていますが、思わぬところで何回かスカウトされました^^; セールスレディですが

医療事務

医療事務も人が足りない傾向のある職種。

資格をとっておくと、派遣だけではなく社員などでも採用の可能性があるし、自宅から近い場所で働くこともできます。(クリニック、あちこちにあるから)

証券事務

証券事務は、金融法により資格がないとできない業務があって、資格保有者を探していることが多いです。

金融業界が独特なので、やりたい人も多くないという特徴も。

経験を積むと給与も高くなりますし、年齢が高くても派遣であれば仕事が見つかると思います。

正社員の道はちょっと厳しいんですけどね。

金融業界ってお金にシビアな側面もあるので、正社員になるのはハードルが高い。

証券外務員資格二種

一種の取得が望ましいですが、会社によっては二種でも採用してくれて、学びながら一種取ってね、というケースも

介護

介護は、資格なしでも入りやすいかなと思います。

資格があると給与が高くなる傾向があるので、検討する価値あり。

介護業界の経験がなくて受けられる資格もありますよ。

介護職員初任者研修
介護福祉士実務者研修



介護職の就業・転職は介護専門求人サイトかいご畑

IT系

IT系の人材は本当に枯渇している!

なので資格とまではいかなくても、基礎知識があるだけで仕事が見つかることも。

例えば、プログラミングをオンラインスクールで学んでみたり、イラストレーターやフォトショップのスキルがあると仕事がみつけやすい。

ニーズのある知識

  • プログラミング
  • HTMLやCSSといったコーディング
  • イラストレーターやフォトショップといったデザイン系

とりあえず、ヒューマンアカデミーとかで資料請求してみては?

IT系人材は常に募集がありますし、将来的に独立できる可能性もあります。

副業を考えてみる

現在は、副業をするにはとても良い環境が整っています。

会社勤めをしながら、副業を初めてみるのもひとつです。

副業の一例
  • フリマサイトで出品してみる
  • スキルマーケットに登録してみる
  • Webライター

副業するのは、稼ぐのが目的ではあるんですが、「会社に依存しないで、自分で稼げる」という感覚を持つことが、とても重要

人って「できるかも?」と思えると、行動していきますから。

やったことがないことは、「難しいかも」と心理的なハードルを高くしがちです。

0→1ができれば、あとは「できるかも」に変わるので、まずはやってみることをオススメします。

最初は、成果の出やすいフリマサイトで「不用品を売る」がいいかなと。

本とか洋服など身の回りの不用品を売ってみましょう。

意外なものが売れたりしますよ。

メルカリで使いかけの化粧品とかでも売れたことあるよ。
「自分で人に売る」体験って、とても大事だと思う。

専門的なスキルを持っている場合は、スキルマーケットでサービス提供してみてはいかがでしょうか?

専門的と行っても「ちょっとできる」ぐらいで十分なんです。

一例
  • 旅のプラン作成
  • イラスト(アイコンとか)レベルはいろいろ!
  • 恋愛相談
  • 占い
  • コラム記事(ライティング)
  • 「お話ききます」みたいな愚痴聞き

メジャーなのは、ココナラです。

利用するのも便利ですよ。

まとめ

派遣は3ヶ月ぐらいの短い契約を繰り返すスタイルの仕事です。

なので、契約更新の確認が3ヶ月おきにあります。

更新のスケジュールについて知りたいとは、派遣会社の担当に聞けば教えてくれるはず。

更新に迷いがある、更新があるか不安であれば、相談するのも全然あり。

ただ、望まずに派遣社員やっているなら、ひそかに動くべき!

応援しています(^^)

  • URLをコピーしました!
目次