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会社でやりがちな評価を落とす行動

評判を落とす

こんにちは、スーです。
会社生活の中でこんな不安を抱えた経験はありませんか?

  • 話を聞いてもらえない
  • 評価されていない気がする
  • リストラ対象になるのではと不安

会社はチームで動くのと、やっぱり男性的な構造を持っていることが多いのです。

そんな構造の特徴を押さえると、人間関係がスムーズになります。

スーが20代の時にコンサルから教わった会社でのふるまい方、やりがちな失敗ついてシェアします。

同じようにしているのに周囲の態度が違う?

新卒で入社した会社で配属された部署は、久しぶりの新卒配属ということでいろいろな先輩について仕事をしていました。

仕事に慣れてきた頃、先輩のことを観察するように・・

モノを作る会社の営業だったので、生産部門とうまく調整して、無理を通さないといけないことも当然ながら起きてきます。

 

その時に必要なのは、いわゆる”社内営業”というやつ。

交渉の時に、すんなり通る人と真面目にやっているのに全然通らない人がいることに気付きました。

上司もそれを知っているようで、「やっぱり〇〇だと通らないなぁ」なんてぼやいていたのも耳にしたこともあります。

 

一見すると理不尽ですよね。真面目に対応しているのに。

でも会社といえども「人の集合体で感情が働く」ということを知った瞬間でもありました。

その時は、性格なんだろうなぐらいで済ませていたのですが、その後、コンサルタントから「なぜそれが起きるのか」について教わりいろいろ納得。

社会生活が過ごしやすくなる方法を教わり、社会人生活が凄く楽になったんです。

やってしまいがちな評価を落とす行動

無意識にやってしまう評価を落としやすい行動、というのがあります。

正論で戦ってしまう

特に女性がやりがちなのが「正論で戦ってしまう」ことです。

例えば、クライアントが理屈が通らないことを要求してきたり、怒っていたりするケースがあるとします。

理屈が通らないのだから、クライアント(もしくは社内の別部署とか)が悪いよ!って思いますよね。

なので正論(正しいこと)で返すんですが、これがうまくいかない。。

 

その場の問題はロジカルに決着つけられたとしても、なぜか疎まれるときがあります。

その理由は2つ。

  1. 人の数だけ変正論がある
  2. 会社は、正論を通すのが目的ではない(裁判所じゃないってこと)

①は、「普通はこうでしょ?」といったように人によって変わるものがある、ということ。(社内のルールや法律など白黒ハッキリしているやつもあるけど)

②は、会社の目的は正論を戦わせる場所ではなくて、利益を上げる(クライアントに価値を提供する)のが目的だということ。

 

例えば、「クライアントが約束した期日に返答をくれない。けど納期を守ってほしい」といった場合。

ルールや社内フローを鑑みると、納期は伸ばさないといけない。

ほかの業務を後回しにしたり、生産部門の残業が発生するかもしれないから。

「期日通りに返事がないのだから、納期を伸ばしてください」

という正論がまずでてきます。

 

でも、大きなクライアントである、この案件に対応できたら違う案件がもらえる、初取引だ、みたいな理由があると、ルールを超えてほしいケースがでてきます。

「そんなの営業部門の都合。関係ないもの」

って思うんですけど、会社としてもその利益がほしい状況ってある。

 

それ以外にも部門間の関係性とか、上司の思惑とかイロイロ・・

なので、言い負かしたところで、利益につながるどころか不利益になったらNGなのです。

 

会社(上司)が期待しているのは、理不尽なことを言っている人であっても上手く対応して、利益につなげる(もしくは不利益を生まない)ことなんですね。

 

まぁ、そうは言っても感情的には難しいところですよね 笑

「何言ってるの?」という気持ちになるし、モヤモヤも溜まります。

そんな時は、「利益を出すゲームに参加している」ということを思い出してください。

そして、正論で戦った場合の未来を少し想像してみる。

 

怒りやモヤモヤを無かったことにしろとは言いません。
ただ、会社の中でどう行動するかは決めることができます。

「あの人は理屈が通ってないし、おかしいとは思う。でも、利益を出すゲームなので、言動はゴールに近いものを選んでおく」

自分の感情との折衝が必要な場面に遭遇しただけなんです。

 

気を付けてほしいのは、すべて相手の言う通りにしろ、という話ではありません。

「会社にとって何が利益なの?」「チームにとって何が最善?」

を考えてから話し合う、ということです。

 

場合によっては、はねつける必要がある場面もあります。

「これは変!」と思っても、一呼吸おいて考えてみる。

そうすることで、次の言動がどんどん洗練されていきます。

 

どんな場面でも、会社や経営者の目線でモノを考えられる人って一目置かれちゃいます。

 

面談で不満を語ってしまう

上司との面談が時々あると思います。

そこでやってしまいがちなことは、「ここぞとばかりに不満をぶつける場」にしてしまうこと。

 

面談はある意味、自分の印象・評価が決まる場所。

開口一番、不満を告げてしまうのはもったいない!

 

例えば、アルバイトやパートさんを管理する立場だったとして、面談した時に不満を真っ先にぶちまけられたいでしょうか?

そんなことをされて、新しい仕事を任せたいと思いますか?

面談で語るものは主に下記のこと

  • これからやりたいことや希望
  • それを実現するための課題だと思うこと
  • 課題解決すると実現するであろう未来

不満は課題・相談に転換してください

不満と見せるんじゃなくて、「ここがネックになって〇〇という事態が起きている(会社にとって不利益だよ)」という転換です。

 

同じ内容なのに、上司が受ける印象は全く違ってきます。
ぜひ試してみてくださいね。

相談をしに行くときに自分の意見がない

上司やリーダーに相談するケースはあると思います。

その時は、ぜひ自分の考えも一緒に添えて伝えてみましょう

何も考えていない、指示待ってます、みたいな印象にならないためです。

「私はこう思うのですが、どう思いますか?」みたいな姿勢が大事。

 

管理職は大抵忙しいです。

時間を惜しむ人が多いので、考えがない人に時間を割くことを嫌がるのですね。

どうしてそう思うのか理由も用意しておきましょう。

 

あと、調べてこない人。これもNG。

時間は本当に大事なもの。

他人の時間を軽々しく扱わない、尊重する姿勢のある社会人は一目置かれます。

笑顔と口紅

これは、コンサルタントから教わった中でも意外で印象的だった話です。

夕方の時間には仕事の疲れが顔にでるもの。

そんな時に笑顔で血色がよく見える(口紅がついていればOK)人には仕事を任せたくなるそうです。

といっても今はマスク&リモートワーク時代。

この方法は、あまり使えないかもしれません。参考程度にお伝えしておきます。

男女の思考の違いを理解しておく

よく言われていることですが、コンサルタントが教えてくれたことの中に男女の思考の違いがありました。

男性:ロジカルシンキング
女性:Web思考

男性は、AだからBがおきて、Cに繋がる、みたいなロジックを組んだ考え方をします。(もちろん全員とは言いません)

女性は、Web思考といって点と点を繋ぐ(想像する)ことが得意。女性の勘は鋭いというやつです。

この違いを知っておくのもいいかと思います。

 

会話していると女性の中では繋がっている話なんだけど、男性からしたら???となっていることがあるんです。

スーもよく飛び石のような話をして上司を困らせていました。

顔に「こいつは一体何を言いたいんだ?」ってでていましたね 笑

 

この場合、相手が理解できるように説明する意識が大切。

男女のような性差もあれば、バックグラウンドが違うために「当たり前」が異なっていて、話が通じにくいこともあるから。

なので、何かを伝えるときは、以下のステップがおすすめ。

  1. 結論を先にいう
  2. なぜそう思うのか理由をはなす
  3. これからのやろうとしていることを話す(相談)

例をあげます。

レポートの期限を1日伸ばしてもいいでしょうか(結論)
実はクライアントから見積もりの依頼が入りました。大きな案件なので、チームでよく検討して、受注できる内容にしたいのです(理由)
精査に時間がかかるので、依頼されているレポートの期限を1日伸ばせればと・・(相談)

 

コツは過不足なくシンプルに伝えること。

回りくどい説明は煙たがられるので。

いきなりはうまくできなくて全然OK!伝え方って習得できる技術なんです。

センスとかじゃないので安心してください。

「わかりやすく相手に伝えるコミュニケーションスキルをみにつけよう」

という意識があることが大事。

 

このスキル、意外と持っている人少ないので、習得するのをオススメします。

<体験談> たった半年で社員にスカウト

コンサルタントの講義を受けた後、派遣社員として働くことにしました。

これからのキャリアをどうしたいかを考えようと思い、猶予がほしかったんです。

 

派遣社員ではありましたが、会社のメンバーであることに違いはありません。

なので、コンサルタントから教わったことを実践。

 

半年間の契約を終えて、退職を申し出たところ、派遣先からも派遣元からも社員のお誘いを受けました。これにはちょっとびっくり。

いろいろ考えた末にどちらもお断りしましたが、コンサルタントから教わった立ち振る舞いが私の印象を変えたのだと思います。

その後入社した企業でも、新しい仕事への抜擢や思わぬ昇進が起きました。

ただ、何より嬉しかったのは、人間関係に恵まれたこと。

 

雰囲気のよくない状況や攻撃的な人に出会うこともありました。

けど、なぜか長くは続かないのです。なぜか是正されていきます。

私が居心地の良い部署へ異動したり、攻撃的な人が異動したりします。

 

これは、上司や会社にとって「めんどうな人だ」という印象を持たれておらず、「仕事しやすい」と思われているからではと分析しています。

 

そこはスーの人間性ではなくて、ただコンサルタントから教わったコツを実践した結果です。

自分で言うのもあれですが、なんでも言うことをきくタイプではありません 笑

いたって普通。

ただ、会社での言動を少し意識して、居心地の良さを優先しただけです。

本当にちょっとしたことで印象って変わります。

さいごに

私がいろいろ教わったコンサルタントは、女性が会社というまだまだ男性社会の中で上手く過ごせない、辛い思いをしていることを知識によって解消しようと活動している方でした。

そこでの教えは目から鱗で、新しい扉があいたような気持になったことを今でも鮮やかに思い出すことができるほどです。

会社で働くということは、業務以外のこういった知識も役立つものだなと実践を通して知ることができました。

本当に当たり前すぎますが、人や環境を変えるのは難しいし、莫大な労力が必要。

なので、自分の言動を変えちゃう方が早い。

環境によっては、転職した方がいい場合もあります。

それも含めて決めるのは自分です。周りの変化を待っているのは、時間のムダ。

ぜひ自分らしく、楽しくいられる環境を一日でも、一分でも早く自分に与えて上げてください。

応援しています!